ブラジル統一選挙前で連邦政府の予算増大
2014年 09月 17日
非政府団体(NGO)のコンタス・アベルタス(以下、CA)が(9月)12日、統一選のため、連邦政府の8月の投資額が68億レアルに急増し、それ以前の月平均47億レアルを大きく上回ったと発表した。
(9月)13日付エスタード紙によれば、CAの試算は連邦行政関係情報一貫化システムのデータを基にしたもので、8月の投資額68億レアルを加算した1~8月の投資累計は2006年以降最高の399億レアルに達した。
続きを読む非政府団体(NGO)のコンタス・アベルタス(以下、CA)が(9月)12日、統一選のため、連邦政府の8月の投資額が68億レアルに急増し、それ以前の月平均47億レアルを大きく上回ったと発表した。
(9月)13日付エスタード紙によれば、CAの試算は連邦行政関係情報一貫化システムのデータを基にしたもので、8月の投資額68億レアルを加算した1~8月の投資累計は2006年以降最高の399億レアルに達した。
続きを読むルーラ元大統領(労働者党・PT)は(9月)15日、リオ市中心部で行われた「岩塩層下(プレサル)油田の擁護行動」に参加して演説を行ない、大統領候補マリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)の政策面に関して厳しい批判を行い、PTが仕掛けている反マリーナ・キャンペーンにさらに追い討ちをかけた。16日付伯字紙が報じている。
続きを読むある調査の結果によると、ブラジルの35都市にある63のファヴェーラの住民の94%が、幸せであると答えた。
また、回答者の3分の2が、もし自分の収入が倍になったとしてもファヴェーラを出ていきたくないと答えた。
そして彼らは、コミュニティ(ファヴェーラ)の中における公共サービスの欠如と品質について批評した。
続きを読む2014年のワールドカップブラジル大会の会期中、ミック・ジャガーが注目を集めていたが、大統領選が佳境となっている今、ブラジルでまたミック・ジャガーが話題になっている。
ブラジル人なら上の写真が何を意味しているか、一目でわかるだろう。
続きを読む大統領選キャンペーンにおけるジウマ(・ルセーフ)大統領(労働者党・PT)とアエシオ・ネーヴェス(ネヴィス)氏(民主社会党・PSDB)のマリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)への攻撃が強まり、マリーナ氏が苦戦している。(9月)11日付伯字紙が報じている。
続きを読む世界的な経済信託の格付会社、ムーディーズ(米国)が(9月)9日、伯国の格付を下げることを示唆し、連邦政府に波紋が広がっている。10日付伯字紙が報じている。
スタンダード&プアーズ、フィッチ・レイティングスと並ぶ世界3大格付会社のムーディーズが、9日に発表した報告書の中で、伯国中央政府や中央銀行の債務履行能力に対する評価を「安定的」から「弱含み」に変えた。同社が伯国の先行きに関する見方を変えるのは1年間で2度目だ。伯国の評価は13年10月に「強含み」から「安定的」に変更された。
続きを読むアルゼンチンのクリスティーナ・キルチネル大統領が、同国の首都をブエノスアイレスから、北部にある歴史のある静かな都市サンティアゴ・デル・エステロに移転する構想を発表したと、ブラジルのメディア(「G1」9月10日づけ)が伝えた。
人口約23万人の静かな都市サンティアゴ・デル・エステロが、国内で突然、注目を浴び始めた。
続きを読むペトロブラスの元供給部長パウロ・コスタ氏による、同公社在籍時の多数の有力政治家を相手取った収賄工作の暴露は、大統領選挙にも強い影響を及ぼすことになりそうだ。(9月)8日付伯字紙が報じている。
コスタ氏の証言で最も大きな打撃を受ける可能性があるのは、ジウマ大統領だ。
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