混乱するブラジル大統領選挙とブラジル経済

2014年 08月 20日
エドゥアルド・カンポス事故

ワールドカップも終わり、いよいよ10月5日の大統領選挙に向けて、各陣営が走り始めた矢先に、驚きのニュースが飛び込んできた。

大統領候補で、現在世論調査で第3位につけていたブラジル社会党(PSB)党首エドゥアルド・カンポス候補が、7人乗り小型機で移動中に墜落し、死亡した。

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ブラジル社会党、マリーナ・シウヴァ氏擁立へ。正式決定は20日以降。支持率調査では浮動票を取り込む

2014年 08月 19日
マリーナ・シウヴァ

ブラジル社会党(PSB)の大統領候補だったエドゥアルド・カンポス氏が(8月)13日に急逝後、初の大統領選支持率調査で、マリーナ・シウヴァ氏が一次投票ではアエシオ氏、決選投票ではジウマ氏を僅差で抑え、引き分けたと18日付フォーリャ紙が報じた。

マリーナ氏出馬の正式決定は20日に開かれるPSB首脳会議後だが、14、15の両日にダッタフォーリャが行った大統領選の支持率調査は、ジウマ氏(労働者党:PT)36%、マリーナ氏21%、アエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党:PSDB)20%、その他候補5%、白紙/無効票8%、わからない9%という結果となった。

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故エドゥアルド・カンポス候補の弔問、10万人を超える

2014年 08月 19日
ブラジルを諦めない

(8月)13日に飛行機事故で急死した大統領候補のエドゥアルド・カンポス氏(ブラジル社会党・PSB)の通夜・葬儀が同氏の膝元のペルナンブッコ州レシフェで17日に行なわれ、伯国政界の要人をはじめ、10万人をはるかに超える大勢の人たちがつめかけ、一大社会現象となった。18日付伯字紙が報じている。

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軍事政権時代、シネマノーヴォを代表する映像作家グラウベル・ホッシャに暗殺計画

2014年 08月 19日
グラウベル・ホッシャ

真相究明委員会(独裁軍事政権時代の人権侵害について調査を行う政府の組織)リオ州小委員会は(8月)16日、映画監督の故グラウベル・ロッシャ(ホッシャ)(1939―1981)が軍事政権時代、軍部の暗殺計画のターゲットにされていたことを証明する文書を公開した。

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不当逮捕されていた日系人大学職員、原野秀樹ファビオさん解放される。会見で「これからも戦いは続く」

2014年 08月 18日
ファビオさん解放デモ

「これからも戦いは続く」。

W杯反対デモ中に爆発物所持などの容疑で逮捕された日系四世の原野秀樹ファビオさん(27)は、サンパウロ大学職員組合(Sintusp)主催で(8月)13日に聖市セントロのUSP法学部で行われた記者会見で、そう強調した。

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PSB、マリーナ氏擁立が優勢か。エドゥアルド・カンポス氏夫人の強い影響力。党内部や連立党からも支持

2014年 08月 16日
マリーナ・シウヴァ

エドゥアルド・カンポス氏の急死を受け、ブラジル社会党(PSB)が大統領選にどう臨むのかに注目が集まっている。

大勢は副候補のマリーナ・シウヴァ氏を推している状況だが、問題となるのはPSBの現党首と聖州支部長であると15日付伯字紙が報じている。

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エドゥアルド候補急死についてマリーナ・シウヴァ氏が会見

2014年 08月 16日
マリーナ・シウヴァ

10月の大統領選挙の目玉候補だったエドゥアルド・カンポス氏(ブラジル社会党・PSB)の急死を受け、13日夕方、副候補のマリーナ・シウヴァ氏は動揺を隠せないまま記者会見に臨み、心境を語った。

14日付伯字紙は、カンポス氏の死により、大統領選の行方は混沌として展開の読めないものになってきたと報じている。

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ブラジルで大統領選候補者が飛行機事故で他界

2014年 08月 13日
エドゥアルド・カンポス

現在ブラジルでは10月に行われる大統領選挙に向けて、各候補がブラジル国内を選挙運動で駆け回まわっている。

そんな中、10月13日(水)、有力候補の一人だったブラジル社会党(PSB)のエドゥアルド・カンポス候補を乗せた飛行機が墜落、エドゥアルド候補は他界した。現地メディア(「オ・グローボ」、「エザミ」同日づけなど)が伝えた。

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