
労働者党(PT)はジウマ大統領を候補とすることで合意した。現地メディア(「エスタダォン」5月2日付け、電子版)が伝えた。
複数の現地メディア「G1」(4月28日付け、29日付け、電子版)、「エスタダォン」(5月2日付け、電子版)などが、ルーラ元大統領に、来る大統領選に向けて労働者党(PT)候補としての出馬に期待する声が与党内で高まっている「カムバック・ルーラ」のムーヴメントを報じていた。
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ブラジルに初めて来る人に「両替はあまりしなくていいですよ」と言うと、きょとんとした顔をされるが、ブラジルで1日過ごすと納得してくれる。20年前までは最高で年率3000%のハイパーインフレが起き、とても分割払いなど考えられなかった国が、1995年にピタッとハイパーインフレが止まり、それ以来堅調な経済成長によりクレジットカードによる分割払いができるようになると、カード利用が爆発的に広がった。
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ワールドカップ開催に向けて盛り上がっているブラジルだが、大会が終わっても、国内では大イベントが続く。なによりも、10月に行なわれる大統領選挙はビッグイベントといえるだろう。
世論調査機関Datafolhaによる今回の大統領選における現時点での投票数予測を、「フォーリャ」、「G1」(共に4月5日付け、電子版)が伝えている。
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日本・ブラジル航空当局間協議が4月8日(火)~10日(木)にかけて、リオデジャネイロで開催された。これを受けて日本の国土交通省は、4月14日(月)、主要合意事項を発表した。
協議には、日本側からは大塚洋大臣官房審議官ほかが、ブラジル側からはブルーノ・シルヴァ・ダルコルモ国際関係監督局長ほかが参加した。
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4月10日(木)、ジウマ・フセーフィ(ジルマ・ルセフ)大統領がFIFAの第64回総会の開会セレモニーに参加する事を確認したと同日付け「エスタダォン」(電子版)が報じた。
同総会は6月10日にサンパウロで開催される予定で、この日は、新しいアレーナ・コリンチャンス(イタケラォン)で行われる開幕し試合(ブラジル対クロアチア戦)の2日前となる。
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観光やビジネスでブラジルへ旅行する日本人には朗報となりそうです。
ブラジルの連邦上院議会は4月8日(火)、外国人観光客の観光ビザや商用ビザなどを電子化してインターネット経由で発給するシステムを導入、ビザの発給を簡素化することを決定したと同日、Agência Senadoを通して公表しました。
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最終回の今回は、軍事政権が終わっていく過程について検証する。
伯国の軍政は、軍政令第5条(AI5)を後ろ盾とする圧政と、「ブラジルの奇跡」とも称されたメジシ政権時代(1969~74年)の年平均10.2%にも及ぶ経済成長があったとはいえ、揺るぐことがない安定的なものではなかった。
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(4月)1日からはじまった「軍政開始から50年」、3回目の今回は軍による独裁政治の開始と、政治弾圧について検証する。
軍事クーデターが起きた1964年当時、大統領選挙は軍による独占状態になったが、多党制はまだ保たれ、知事や連邦議員の選挙は民主的に行なわれていた。
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