連邦警察の「ラヴァ・ジャット作戦」により、全国的で巨額のマネー・ロンダリングなどに関与したとして逮捕されていた元ペトロブラス供給部長のパウロ・コスタ容疑者が、連警の捜査に協力する形で供述を行ない、同氏が同公社在籍時に企んだ収賄計画に多くの有力政治家が関与していたことを実名をあげて暴露したことが6日発売のヴェージャ紙で明らかとなり、「ペトロブラスのメンサロン」として注目が高まっている。6~8日付伯字紙が報じている。
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米国の調査機関グローバル・ファイナンシャル・インテグリティ(GFI、本部ワシントン)によれば、犯罪、汚職、脱税などで不正にブラジル国外に流出した資金は、2010年~12年の平均で年間337億ドルに上るという。8日付「G1」が報じた。
300億ドルを超える不正資金額は国内総生産の1.5%に当たり、2000年代初めの10年間の年平均147億ドルの2倍に上る。
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聖市から北西228キロのポルト・フェレイラ(フェヘイラ)市の公立幼稚園で、2歳児以下のクラスを受け持つ保育士が幼児に暴力を振るい、侮辱的な言葉で虐待していることが、ある女児のリュックサックに親が仕掛けた隠しカメラに収められた映像で発覚し、警察が調べを進めている。
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2010年に風刺漫画家親子を殺害したが、統合失調症で刑事責任を問われなかったカルロス・エドゥアルド・スンドフェルド・ヌーネス容疑者(通称カドゥ)が、ゴイアス州で強盗殺人容疑で逮捕された。(9月)2日日付伯字紙が報じている。
8月31日午後9時ごろ、ゴイアス州ゴイアス市の繁華街セトール・ブエノで学生のマテウス・モライス・ピニェイロさん(21)が恋人を家まで送った際、2人組の強盗に囲まれ、胸を撃たれて死亡した。強盗は車を奪い逃走した。
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マラニョン州サンルイスのペドリーニャス刑務所で(8月)27日夜、収監者同士のけんかが起き、当事者の一人が殺された。
これにより、今年に入ってからの同刑務所内での殺人事件の犠牲者は14人となったと29日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
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大聖市圏のフランシスコ・モラート市で(8月)26日、同市市議のライムンド(ハイムンド)・セーザル・ファウスチーノ容疑者(通称カパ)がパルメイラス・ファン殺害容疑で逮捕された。27日付伯字紙が報じている。
同容疑者はコリンチャンスの応援団「ガヴィオンエス・ダ・フィエル」の一員で、17日にCPTM7号線のフランコ・ダ・ロシャ(ホッシャ)駅前で起きたコリンチャンス、パルメイラスの両応援団の抗争に参加。頭蓋骨骨折で入院後、20日に脳死と判定されたパルメイラス・ファンのジルベルト・トーレス・ペレイラさん(31)に暴行を加えた一人とされている。
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女性に睡眠薬など薬物入りのドリンクを飲ませて意識がもうろうとしている間に性的暴行などを加えるという犯罪は日本でも起きているが、ブラジルでも気になるニュースのようだ。
飲み会やパーティなどで飲み物の中に薬物が混ぜられているかどうかを即座に、さりげなく判定できる秘密兵器を、アメリカ合衆国ノースカロライナ大学の学生5人が発明したと、「オ・グローボ」、「ジョルナウ・ヂ・オージ」、「ポリチカ・バイーア」、「ベロオリゾンチAZ」など、ブラジルの各種メディアで話題になっている。
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パラナ州西部の州立カスカヴェル(カスカヴェウ)刑務所で(8月)24日に暴動が発生し、45時間後の26日午前3時半に収拾したと26日付各紙サイトが報じた。
25、26日付エスタード紙などによると、暴動が始まったのは24日朝6時半頃。
食事や収監者の扱い、家族らの訪問が制限されている事などを不満とする一部収監者が、朝食を届けに来た刑務所職員らを人質にした上、刑務所の屋根の上を占領。暴動者らは施設を破壊したり、屋根の上でコルションを燃やしたりした上、収監者2人を斬首。別の収監者5人は暴行後に屋根から突き落とされた。
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