COP30の意思決定の場に先住民の声を──。活動家シャイ・スルイー氏が訴える

2025年 11月 16日
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抗議デモに参加する活動家シャイ・スルイー氏(写真/ Rafael Cardoso/Agência Brasil)

国際的なフォーラムでの積極的な発言で知られる先住民活動家シャイ・スルイー氏は、第30回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP30)の公式な意思決定の場における先住民族の参加と発言権の拡充を求めた。

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COP30、気候会議で伝統的諸民族の参加は過去最大

2025年 11月 16日
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11月11日、パラー州ベレン市。COP先住民村開幕式で登壇したソニア・グアジャジャーラ先住民相と先住民指導者ハオニ氏(写真/Bruno Peres/Agência Brasil)

前例のない連携のもと、ブラジル先住民運動は連邦政府の支援を受けて、第30回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP30)の公式会場での活動の場に約400人の指導者を参加させることを実現した。

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マラジョー島の料理人、COP30に向けて新メニューを開発

2025年 10月 13日
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10月9日、ソウリ市(パラー州)。マラジョー島ソウリ市のカフェ・ダ・ドナ・ビラのオーナー、ラナ・コヘイアさん。故郷セアラー州に伝わる北東部の料理と、水牛のチーズや肉などマラジョー島の食材をミックスした料理を提供している(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)

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水牛で有名なマラジョー島ソウリ市の農場主、「水牛大学」設立を計画

2025年 10月 13日
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10月9日、パラー州ソウリ市。 マラジョー島のシンボルである水牛とのふれあいを中心とした体験型ツーリズムも行っている(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)

携帯電話、テレビゲーム、電子玩具はここでは主役ではない。ブラジル北部パラー州のマラジョー島ソウリ市にある冠水地帯のひとつでは、子どもたちが水牛と一緒に泳ぎながら遊んでいる。

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ブラジル環境・再生可能天然資源院、アマゾン河口での石油探査に向けた実地検証を承認

2025年 09月 26日
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アマパー州からリオグランジドノルチ州にわたる赤道縁辺地域(画像提供/Agência Brasil/Arte Petrobras/Divulgação)

2025年8月にブラジル国営石油会社(ペトロブラス)の事前運用評価(APO)に向けた実地検証が、アマパー州沖の深海域に位置するFZA-M-59ブロックの環境ライセンス取得プロセスの最終段階として、9月24日(水)、ブラジル環境・再生可能天然資源院(IBAMA)から企業に正式に承認された。

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ブラジル各地で「闘うアマゾニア文化フェス」開催

2025年 09月 21日
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バイオームの保全を目的とする運動の一環で全国でフェスを開催する「闘うアマゾン」(画像提供/ Amazônia de Pé/Divulgação)

第4回「闘うアマゾニア文化フェス」が、パラー州ベレン市で行われるCOP30の50日前にあたる時期に合わせて、9月19日から21日までブラジル全土で開催され、多彩な活動が行われる。この運動は、気候変動危機への対抗に不可欠とされる「未指定の公有林(FPNDs)」5,000万ヘクタールの保護に注目を集めることを目的としている。

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マリーナ・シウヴァ環境・気候変動相、『フォーブス』誌のサステナビリティ・リーダーリストに選出される

2025年 09月 20日
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写真は2025年9月10日、ブラジリア。 「気候ガバナンス・セミナー」および「第2回レジリエントなグリーン都市会議:ブラジルに必要な気候ガバナンス」の開会式に出席したマリーナ・シウヴァ環境・気候変動大臣(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)

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