収賄などの罪で禁錮12年1カ月の判決を受けているルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ元大統領が、4月7日(土)18時47分、パラナ州連邦警察に出頭して収監された。現地メディア「G1」などが伝えている。
今年(2018年)の1月24日(水)にパラナ州の第4地区連邦地域裁判所第8号法廷によって禁固刑が言い渡された後、元大統領は身柄を拘束しないように申し立てを行っていたが、4月5日(木)、セルジオ・モーロ連邦地裁判事はルーラ元大統領に対し、サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅に関する収賄とマネーロンダリングの罪で逮捕命令を下した。
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ブラジルの街を歩くと、すれ違う人のルーツの多様性を感じる。様々な国・地域からやってきた移民により持ち込まれた多様な文化は、ブラジルの大きな特徴の一つだ。
中でも割合が大きいのはアフリカ系ブラジル人で、ブラジル人の約54.9%と言われる。にもかかわらず、玩具の世界では、97%が白人仕様だという。
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東海地方を拠点に活動するクリエイティブチームIDENTITYが、3月22日(木)から、美濃加茂市の駅前にある空きビルをリノベーションして、国籍や職業、年齢に関係なく人々が集うことのできるコミュニティビルを作るためのクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げたことを発表した。
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現在カーニバルが開催中のリオデジャネイロ市で、各サンバ団体のパレードが行われる専用会場(サンボードロモ)で、パレードに使われる山車の運転手が飲酒をしていないか検査を行うと、現地メディア「アジェンシア・ブラジル」が伝えている。
この飲酒検査については、カーニバルの開幕に先駆けて2月5日(月)にマルセロ・クリヴェーラ市長が発表したもの。
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現在、日本の在留外国人は約250万人まで増加しているという。現在発売中の「週刊東洋経済」2018年2月3日号でも「隠れ移民大国ニッポン」と題して、在日外国人に関する特殊記事を掲載しています。
外国人の在留資格に関しては2017年にも日本の国会などでも議論が行われましたが、日本の労働力不足の解消のみを目的として一時的な在留資格を行う考えには懸念が寄せられていました。
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海外日系人協会は1月26日(金)にJICA横浜で、地域で暮らす日系人のために相談業務を担当する方々や在日日系人の最新事情に興味のある方たちが、情報を共有して共通する問題の解決に役立てられるよう、互いの連携強化を目指した生活相談員セミナーを開催します。
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クリスマス・年末年始が近づき、日本でもチャリティーイベントや歳末助け合いに関心が高まっているようだが、カトリックを国教とするブラジルでは、この傾向がより強く出るようだ。
ブラジル各地で相互扶助、慈悲、といったコンセプトの活動が増え、注目が集まる。クリスマスには巨額の贈収賄で収監されている政治犯でさえも家族への面会、差し入れなどの面で恩恵を受けられることがある。
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京都外国語大学が12月15日(金)、「マイノリティと教育―日系人の子どもたちの現状と問題点―」と題した、一般参加が可能なシンポジウムを開催します。
シンポジウムを主催するのは同大学の学生団体「ヴィンクロ・ジ・ラチーノ(ラチーノとの絆)」です。この団体は日系人学生らが中心となって活動しており、国籍を問わず誰一人取り残されない社会を目指す活動を続けているとのことです。
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