「国際女性デー」の(3月)8日夜、テレビとラジオでジウマ大統領の演説が流れ、少なくとも12州都でパネラッソ(鍋叩きによる抗議行動)などが行われたと9日づけでブラジルのメディアが報じた。
国際女性デーにあわせた演説が流れたのは夜8時40分。16分間の演説が始まると、全国各地で車のクラクションを鳴らすブジナッソや鍋を叩くパネラッソが始まり、ジウマ大統領や労働者党(PT)は「出て行け」と怒鳴ったり、電気をつけたり消したりする示威行為も見られた。
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連邦最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事は(3月)6日夜、連邦検察庁のロドリゴ(ホドリゴ)・ジャノー長官が送付したラヴァ・ジャット作戦に関する政治家関連の捜査の依頼書を承認した。
これにより現職34人の上下院議員(上議12人、下議22人)を含む計50人に対する具体的な捜査が開始されることとなった。捜査対象は、進歩党(PP)を筆頭に労働者党(PT)、民主運動党(PMDB)の連立与党3党が中心となる。7日付伯字紙が報じている。
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(3月)1日に退任したウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が、12年6月20日の「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」会場で行なった演説は、無制限に資源を消費する資本主義のあり方に疑問を呈するものとして注目された。
翻訳者の打村明さんは、その時の様子をこうサイト(hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/)に記す。
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(3月)3日に連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官が連邦最高裁に送ったラヴァ・ジャット作戦の報告書の中で、昨年の大統領選を最後まで争ったジウマ大統領(労働者党・PT)とアエシオ・ネーヴェス(ネーヴィス)上院議員(民主社会党・PSDB)に関する捜査の見送りが依頼されていたと、4日付伯字紙が報じている。
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英語圏で最大の購読者を持つといわれる、なにかとお騒がせなタブロイド紙「デイリーメール」の電子版が、女性の一人旅が安全ではない国のリストを発表した。
このリストでブラジルが上位にランキング。1位のインドに続き第2位に位置していると、現地メディア「G1」が報じた(2月24日づけ)。
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2016年にリオデジャネイロで開催されるオリンピックでセーリング競技などの会場になるグアナバラ湾で2月24日(火)、数千匹の死んだ魚が浮いているのが見つかった。現地メディア(「G1」、「オ・グローボ」2月24日づけ)が伝えた。
その前日の23日(月)、リオ州のルイス・フェルナンド・ペザォン知事は、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、現在、汚染の46%がとりのぞかれていると報告したばかりだった。
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連邦裁判所監察官のナンシー・アンドリギ判事が(2月)26日、リオ連邦地裁のフラヴィオ・ロベルト・デ・ソウザ判事をエイケ(アイキ)・バチスタ氏のポルシェを運転していた事などにより、同氏に関する裁判の担当から外したと26日付アジェンシア・ブラジルや27日付伯字紙が報じた。
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(ブラジル)連邦政府は(2月)26日、4月までの投資や未払い経費ならびに一般経費に関する支出を751億レアルまでに制限する国庫の引き締め策を発表した。
支出削減対象にはジウマ政権の売りである経済活性化計画(経済成長加速化計画、PAC)の費用も含まれる。これは15年の基礎的財政収支の黒字目標達成のための方策のひとつだが、同時に現在の連邦政府が抱える深刻な問題の裏返しでもある。26日付伯字紙が報じている。
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