
11月5日(火)、日清紡ホールディングスは、コア事業のひとつであるブレーキ事業で南米ビジネスを拡大するため、連結子会社である TMD Friction do Brazil S.A. (以下、TMD ブラジル)を新立地に移転することを発表した。
現在、拠点としているサンパウロ州インダイアトゥーバ市は、周辺の市街地化が進んでおり、工場増設に必要な敷地の余裕がないという。TMD ブラジルは同州のサウト市郊外に移転、増産体制を構築。操業環境を改善するとともに、品質と生産性をさらに向上させ収益力の強化を図るという。
続きを読む

10月28日、ブラジルではノートパソコンの売上を抜き、コンピュータデバイスの中で最も売れているのはタブレット式の商品となったと、調査会社 International Data Corporation(IDC)が発表した。
日本市場でもノートPC離れが始まっている。しかし日本の場合は、人口構成で高齢者の割合が高いため、マーケットの変化には時間を要する。ノートPC離れが進んでも、その分、タブレット市場が大きくブレイクしているわけではないという。逆にブラジルは変化が早い。
続きを読む

私はブラジルを新興国と呼ぶのには、かなり抵抗と違和感がある。BRICsと呼ばれるが、他の3カ国(南アフリカを含めると4カ国)とブラジルは明らかに違うところがいくつかある。欧米型民主主義で4年に一度きっちりと選挙があり、90%以上の投票率で、電子投票により大統領も直接選挙される。そこには、新興国にありがちな不透明なところがほとんどない。アメリカよりも透明度は高い。
続きを読む

10月22日(火)、双日は、ブラジルにて農業・穀物集荷輸出事業をおこなうカンタガロ ジェネラル グレインズ株式会社(本社:ブラジル サンパウロ市)と、その中核子会社であるシージージー トレーディング株式会社との2社(以下CGGグループ)に出資、ブラジルにおける農業・穀物集荷事業に進出し、穀物取扱規模を拡大すると発表した。
続きを読む
三菱重工業、今治造船、名村造船所、大島造船所、三菱商事の5社が、10月22日(火)、ブラジルの大手造船会社エコビックス-エンジェビックス社(ECOVIX-Engevix Construções Oceânicas S.A.:エコビックス社)に資本参加することで合意、株式購入契約を締結したことを発表した。
続きを読む

当コラム、過去2回の投稿ではペルナンブコ州にバイーア州と、歴史も古く割とおなじみの州をご紹介しましたが、今回は趣向を変えて、日本では比較的知名度が高くなさそうな、アマパー州をご紹介したいと思います。
アマパー州は、大西洋に面した州ではブラジル最北端にある人口67万人の小さな州で、面積14.2万km2。州面積の4分の3が熱帯雨林に覆われ、その森林面積の92%は保護地区に認定されています。
続きを読む

10月18日(金)、AGC(旭硝子)はAGCガラス・ブラジル社(AGC Vidros do Brasil Ltda.)(ブラジルサンパウロ州グアラティンゲタ市)が建築用ガラスの商業生産を開始したと発表した。
同社は、約400億円を投じて2011年11月より上記工場建設を進めてきたが、建築用ガラスのほか、ミラー・自動車用ガラスについても量産体制が整った。今後、順次出荷を開始していく。
続きを読む
10月17日(木)、横河電機の子会社ヨコガワ・アメリカ・ド・スル(本社:ブラジル サン・パウロ 社長:吉田 聡)は、第二世代バイオエタノールを生産するサン・ミゲル・ドス・カンポス工場(São Miguel dos Campos plant)向け制御システムとフィールド機器を受注したことを発表した。
続きを読む