ブラジル、大豆生産は増加するも加工設備不足。食品加工業、拡大の余地あり!?
2014年 08月 26日
ブラジルの穀物生産は順調に伸びているが、食品加工業界の伸びはそれについていっておらず、生産向上の恩恵に与れずにいる。
加工施設などの整備が生産の伸びに追いつかない代表例は、過去10年間に生産量が73%増えた大豆だ。
残念な事に、同じ10年間に大豆を粉にする能力は35%しか伸びていない。加工材料として利用された大豆の量に至ってはわずか28%しか伸びていないという。
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加工施設などの整備が生産の伸びに追いつかない代表例は、過去10年間に生産量が73%増えた大豆だ。
残念な事に、同じ10年間に大豆を粉にする能力は35%しか伸びていない。加工材料として利用された大豆の量に至ってはわずか28%しか伸びていないという。
続きを読む7月24日(木)、社会運動団体の土地なし農民運動(MST)が、第五回リオ州シセロ・ゲヂス農業改革市(フェイラ)を開催したと、同団体が伝えた。
フェイラが開催されているのは旧市街区にあるラルゴ・ダ・カリオカ。25日(金)まで開催される。
続きを読むこれまでこのコラムではブラジルにおけるチョコレートの市場についてお話してきました。今回は、チョコレートの原料であるカカオについてのお話です。
世界で栽培されているカカオの品種は大きく分けて、3つに分けられます。
<フォラステロ種 Forastero>
南米原産の栽培種で、産出量が多く安価。病害虫にも強く成長も早いため、チョコレートが普及するとともに、栽培しやすいフォラステロ種が好まれるようになりました。現在では、世界のカカオ生産量の80%をフォラステロ種が占めています。
ブラジルは世界のコーヒー市場の約3割を賄い、コーヒー豆の輸出額は世界一(農林水産省「ブラジルの農林水産業概況」による)。高級な豆から格安の豆まで揃うブラジルの豆は、日本中のコーヒー愛好家たちにとってなくてはならない存在だ。
そのコーヒー大国ブラジルは、2013年は大豊作だったが、2014年は一転して大不作となる見込みのようだ。スターバックスの見解を2月14日付け「ブルームバーグ」(電子版)が報じた。
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