2014年 07月 25日 05:54
7月24日(木)、社会運動団体の土地なし農民運動(MST)が、第五回リオ州シセロ・ゲヂス農業改革市(フェイラ)を開催したと、同団体が伝えた。
フェイラが開催されているのは旧市街区にあるラルゴ・ダ・カリオカ。25日(金)まで開催される。
24日(木)の一般客の入場は16時30分から、市は両日とも朝8時から夕方18時まで行われる。
会場では、リオ州のさまざまな地域から届けられた果物や野菜、加工品などが販売されている。
MSTは、イベントを通して農民たちと社会とのつながりを構築することもフェイラの大きな目的だとしている。農業改革のプロジェクトの中で生産される、安心安全で健康的な作物の提供をアピール。改革の必要性を一般の人々に訴える。
(文/麻生雅人、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)
■関連記事
・ブラジルはカカオ栽培に適した希少な地理的条件を持つ国のひとつ
・ブラジルでオーガニック製品市場が拡大、前年比36%の伸び
・グリーン・エコノミーの会議「第三回グリーン・リオ」開催される
・スターバックス、2014年のブラジルのコーヒー豆を不作と評価
・ワールドカップに向けてブラジル政府、開催各都市の抗議デモ主催者などと対話へ