2014年、ブラジルで最も人気のあった赤ちゃんの名前は!? ~サンパウロ編

2015年 01月 8日

ダヴィ・エジケウ・リマ

かつてブラジルでは、男子ならジョゼー、女子はマリアという名前がポピュラーだったとか(日本でいえば太郎と花子?)。しかし、名前のトレンドは時代とともに変わる。

では2014年、サンパウロ州で最も多く登録された赤ちゃんの名前は? サンパウロ州出生登録証明協会(Arpen-SP)による登録された名前数の調査結果をブラジルのメディア「G1」が伝えている。

日本ではキラキラネームも増えているようだが、果たしてブラジルでは!?

ちなみにこの調査では、親たちが、子どもに伝統的な名前をつけるケースがなくなりつつあることを示しているという。

例えば、かつてはポピュラーだったのに、登録が少なかった名前は下記。

クラウジアはたった29人、フイは20名、ヴァウテルは19名、ヘジーナは18名、ソニアとオズヴァウドはそれぞれ16名、オズマールが15名、ジェラウドが14名、デイジが12名、マルレーニが11名だった。

これら上記の伝統的な名前の有名人には、クラウジア・レイチ、フイ・ハモス(日本では「ラモス瑠偉」)、ヘジーナ・カゼー、ソニア・ブラガ、オズヴァウド・クルース、オズマール・ミリート、ジェラウド・アウキミンなどがある。

さて、2014年にサンパウロ州で登録された男女の名前のベスト10は以下。同名の著名人、話題になった人と共に紹介していこう(次ページにつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Divulgação/Prefeitura de Tatuí)
2014年1月1日、サンパウロ州タトウイー市。2014年に最初に誕生した赤ちゃん。名前は最終ページにて