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2015年、不況のブラジルで成長率+8.3%の産業とは

カーザ・バウドゥッコ

ブラジル中央銀行による2015年経済成長率予測はマイナス3.5%と低調だったが、分野によっては成長しているセクターもある。

グローボ系経済情報サイト「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」が1月29日づけで伝えたところによると、その中でも+8.3%という手堅い成長を見せた分野があるという。

同報道によると、2015年、不景気のブラジルで、売上高で2014年の+7.7%を上回る8.3%の成長を見せたのはフランチャイズ業界。

ブラジル・フランチャイズ協会の調査結果によると、業界全体の売上高は金額にして1390億レアル(約4兆1700億円)を確保したとのことだ。また店舗増加率は前年比+10%、店舗総数は13万8千にのぼった。ブランド数では2015年は3,073で2014年の2,942から増加した。

販売店舗の開店数と閉店数を通年で見たところ、開店数が1万2千店ほど上回った。

国内経済の逆風の中、業界が堅調な成長を見せている要因として、人口5万人以下の一定地域内での店舗展開するフランチャイザーが増えたこと、店舗自体の小型化が進み開店の障壁が低くなったことが挙げられるという。

また協会は、店舗の分布について、ブラジル全土の都市でフランチャイズ店舗が存在したのは2014年の37%から2015年には約40%に増加したとのことだ。

雇用に対する影響力では、2015年、フランチャイズ業界は11億9千万人の直接雇用し、9万の新規雇用が生んでいる。

分野ごとに見ると、売上が好調だったのは服飾品販売(12%)、その他の小売サービス業(10.2%)、ホテル・観光業(9%)、飲食業(8.9%)、自動車関連サービス(8.8%)だった。

国内の新ブランド、海外からの進出ブランドは2015年で131あったが、中でも話題を呼んだのは、Casa Bauducco(飲食・食品販売)、Cia. dos Livros(オンライン書店)、Di Pollini(男性用靴・服飾)、Espaço Laser(美容・エステティック)、Paris Jóias(宝飾・アクセサリー)だった。

協会の調査によると、28の海外ブランドが昨年国外で活動をはじめており、ブラジルで展開する134のブランドが国外で運営されている状態だという。

2016年、フランチャイズ業界の売上高は+6~8%、店舗増加数は+8~10%、新規ブランド参入数は+4~5%程度、と協会は見込んでいる。

(文/余田庸子、写真/麻生雅人)
写真はサンパウロ市でイタリア系菓子メーカーのバウドゥッコが2012年からはじめたカフェ、カーザ・バウドゥッコ。2016年2月現在、市内に7店舗を展開している

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