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ブラジルの農産物輸出増加、前年比+13%

パラナグア港

グローボ系ニュースサイト「G1」が1月16日づけで伝えたところによると、同日、ブラジル農牧供給省が2017年度の農産物輸出実績を発表したという。

同省の発表では、ブラジルから海外への農産物輸出額は960億米ドル(約10兆6500億円)で、前年比で13%増加したとのことだ。

ブラジルの総輸出額に対する農産物の割合は44.1%で、輸出における農業のプレゼンスの大きさを示している。

農産物輸出の4分の1以上を占めているのが穀物で、257億米ドル(約2兆8500億円)だった。これに食肉の8.9%、154億米ドル(1兆7000億円)が続く。

ブライロ・マッジ農牧供給相によると、2017年の冷凍加工肉をめぐる汚職捜査カルニ・フラカ作戦の影響がなければもっと輸出は伸びていた可能性が高いとのことだ。

2017年のブラジルの貿易収支は477億米ドル(約5兆3000億円)の出超で、1989年に統計が始まって以来の貿易黒字だという。

カルニ・フラカ作戦のネガティブな影響はありながらも、食肉の輸出額は前年と同レベルにを保った。ブラジル産業輸出サービス省(MDIC)によると、ブラジルからの食肉輸出高は2017年で約66億トンで、前年比1600トンのマイナスだったという。

2018年の見通しについて、マッジ農牧相は2017年と同等またはそれ以上の輸出を見込んでいると語った。特にアジア地域への輸出が伸びると見ている。

「アジアと言っても、中国だけではありません。全世界の人口の51%がアジアに集中していて、これから高い経済成長が見込まれるエリアです。急激な人口増加にも注目しています」(ブライロ・マッジ農牧供給相)

同相はまた2018年4月までに米国がブラジル食肉の輸入再開に踏み切ると見ている。2017年6月以来、米国はブラジル食肉の輸入を一時停止している。

「この状況は4月には解消すると思います。米国からの要望の一番難しい部分には対応済みです。現在、特に政治的に障害になる点はありません」(マッジ農牧相)

(文/原田 侑、写真/Ivan Bueno/APPA)
写真は2017年12月、ブラジルの代表的な貿易港のひとつパラナ州パラナグア港

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