W杯オランダ戦を見た後は、ブラジルのオランダ「オランブラ」に遊びに行こう!

2014年 02月 6日

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ブラジルは北のアメリカ合衆国のように移民の国。いろんな国から来た人たちの子孫が住んでいますし、集まった街もあります。

先日、教会のメンバーとそのあたりのメンバーの訪問を兼ねて、オランダ人の街、オランブラに行ってきました。Holanda+Brasil=Holambraという安易というか分かり易いネーミングの街です。

オランブラ

サンパウロから自動車で1.5時間くらい。ワールドカップ日本代表の試合と日程がぶつかっていないし(でしょ?)、オランダの試合のスタジアムのチケットが取れなかったら、この街のバルで一緒に観戦すると盛り上がるかもしれませんね?

高速から街に入ると、オランダらしい建物風の門が迎えてくれます。サンパウロやその中の東洋人街とは違って、すっかりオランダ気分。「外国」に来た感じがします。

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まず行くのが、「風車」! オランダ感、倍増です。中は資料館で階段(ハシゴ?)を上って上の窓からの景色も楽しめます。オランダ名物の木靴もありますし、「はいてみていいよ」とお姉さんが愛想よく言ってくれるので、はいて写真撮ってみました。

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街歩きをすると、オランダ、花の街。というか、通りの名前が花の名前ばかりです。チューリップ通り、ひまわり通り、ジャスミン通り、オーキッド(蘭)通り、アザレヤ通り、ダリア通り。しかし、その花が咲き誇っているわけではありませんので、がっかりしないように。

目抜き通り(?)のレストランやバルの前には、クリスマスツリー。これは、オランダのブランドのHeinekenのビール瓶で作ってあります。すごいですね。

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でもこの辺りの「オランダ料理」のレストランは高いので、メニューを見てスゴスゴと退散。街の入り口の門のあたりにあった、「花の街ガーデン・センター」という、お花や園芸用品を売っているお店のレストランが安いのを思い出して、そちらに移動しました。

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綺麗な花や素敵な鉢、庭の飾りも売られています。そして安い。サンパウロのスーパーのお花も、よく見るとここから来ているものが多いです。

いろんな花の中で、職業柄目について気になったのがコレ、その名も「モーゼの髭」。旧約聖書の十戒を神様からもらったモーゼのもじゃもじゃの髭に似ているといえばそんな気も。

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つぎはBom Diaという花。「こんにちは」とか「おはよう」と。日本では日日草ですかね。そして、Onze Horasという花も。これは「11時」とでもいう意味(14時過ぎでしたけどね)。

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レストランは、ブラジル式のポルキロという形式。自分で好きな料理をお皿に入れて、重さをはかって料金が決まります。サンパウロでは最近1Kg40レアルとか50レアル台も出てきましたが、ここは30レアル程でした。普通にとると一皿12レアル(550円?)くらいですかね。土日はオランダ風のソーセージも選べますが、週日は別料金で注文だそうです。美味しかった。

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さて、教会の中の通り庭、教会の礼拝堂へのアプローチの白い壁に、Holambraで買ってきた壁用の素焼きテラコッタ風植木鉢と、ミニバラを植えてみました。植えてたら雨が降ってきましたが、素敵になったでしょ。教会にも、お気軽においでください。

(写真/徳弘浩隆)

著者紹介

徳弘浩隆 Tokuhiro Hirotaka

徳弘浩隆 Tokuhiro Hirotaka
2009年 に 渡伯したキリスト教会牧師。仕事や旅行 で26か国を訪ね、今はブラジルを満喫中。趣味は世界遺産や教会巡り、街歩き、IT関係。ゲストハウスに多国籍の人々を迎え、多文化共生のため毎月交流シュラスコ会を続けている。blog「ブラジル宣教師便り」はhttp://mission-brasil.blogspot.jp/
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