「ロボコップ」、ロンドンでワールドプレミア開催。

2014年 02月 8日

ロボコップワールドプレミア

現地時間の2月5日(火)、英国ロンドン・レスタースクエアにあるIMAXシアターにて映画「ロボコップ」のワールドプレミアが開催された。

会場は、劇中に登場する巨大企業オムニコープを思わせる近未来的な演出がなされていたという。会場警備の人間が被るヘルメットの顔部分もロボコップを思わせるフルバイザーで加工されていて、ロボコップに警備されている雰囲気だったとか。

イベントには、ブラジル人監督ジョゼ・パジーリャ監督をはじめ、主要キャストが勢ぞろいした。

「一番好きなシーンは、一番難しくもあったよ。それはノートン博士が、アレックスに体がどうなってしまったのかを見せるシーンだ。辛くて、惨めで、色々は感情がこみ上げてくるのだけど、動くことが出来ないシーンだ。幸いゲイリー・オールドマンという素晴らしい共演者がいてくれたので、うまく演じることができたと思う」(新しいロボコップを演じた主演のジョエル・キナマン)

「特にこの作品は現代社会の問題提起をしていると思う。答えは出さないけど、問題に注目させている。今回の作品はより現実的であると思う」(ロボコップの生みの親であるノートン博士を演じたゲイリー・オールドマン)

「監督は単なる復讐の話ではなく、そこに家族愛の要素を織り込むことにより作品に深みを出したのよ」(主役アレックス・マーフィーの妻クララを演じたアビー・コーニッシュ)

壇上には、「ED-208」ロボット警備兵や、黒いロボコップのフルスケールモデルも飾られたという。全米公開は2月12日から。日本ではは3月14日より、丸の内ピカデリーおよび新宿ピカデリー他全国ロードショー公開。

「ロボコップ」公式サイト:http://www.robocop-movie.jp/

(文/麻生雅人、写真提供/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
写真は「ロボコップ」ワールドプレミアinロンドン。左から6番目がジョゼ・パジーリャ監督