名古屋ブラジルフェスタ2014、2日間にわたり開催される

2014年 06月 8日

nagoyabrasilfestival

2日間「シュラスコ・ガウーショ」の店長を務めた加藤さんは「8日(日)は午前中は日本人客が目立ちましたが、午後になってブラジル人人口が増えると、日本人客の姿はまばらになりました」という。

夕方16時以降はメインステージでラモス瑠偉FC岐阜監督率いるパゴーヂ・バンドの演奏につづき、来日ゲストのシダーヂ・ネグラが演奏。日本の熱心なファンやブラジル人たちを喜ばせた。

シダージ・ネグラのショウが始まる前、ステージ近くにいた車椅子の観客を連れている家族が、動きが取れない車椅子だと危険なのでマスコミの撮影エリアに車椅子を入れられないか司会のジョニー・ササキに談判する一面もあった。

ジョニーは舞台上からスポンサー用のカマロッチ(VIP席)に向かって車椅子の招待を要請、カマロッチ側も即座に承諾して、車椅子客は安全なカマロッチでショウを見ることができた。ブラジルは、バスや地下鉄など公共の乗り物の優先席だけでなく、スーパーや銀行の窓口にも場所によって障害者や老人向けなどの優先レジや窓口がある。そんな、障害者や老人に優しいブラジルらしいやりとりだった。

(写真・文/麻生雅人)
写真1ページ目は、シダーヂ・ネグラのトニー・ガヒード。2ページ目は、ラモス瑠偉のステージの終盤、盛り上がり機関車の行進で盛り上がる出演者たち。一番左はFABiANA(ファビアナ)、3人目がラモス瑠偉、5人目がジョニー・ササキ

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