各国サポーター予測!ワールドカップで優勝する国、してほしくない国は!?現セレソンに対するブラジル人の見方は!?
2014年 06月 25日次の質問は、「どの国に優勝してほしくないか?」 。結果は…
ドイツ:イラン、ホンジュラス
アルゼンチン:イギリス、ブラジル
オーストラリア:アメリカ合衆国、イラン
ブラジル:アルゼンチン、ブラジル
チリ:アルゼンチン、アメリカ合衆国
コロンビア:アルゼンチン、アメリカ合衆国
韓国:日本、韓国
コスタリカ:メキシコ、アルゼンチン
スペイン:イラン、ドイツ
アメリカ合衆国:アメリカ合衆国、ロシア
フランス:アルジェリア、フランス
ギリシャ:ドイツ、アメリカ合衆国
オランダ:イラン、ドイツ
イギリス:ロシア、ドイツ
イタリア:アメリカ合衆国、イラン
日本:韓国、日本
メキシコ:アメリカ合衆国、イラン
ポルトガル:フランス、ドイツ
ロシア:アメリカ合衆国、ロシア
サッカーの世界にも、歴史的、政治的な国家間の対立の影響が伺える。
例えば、アルゼンチン人サポーターは、ほとんどがイギリスに優勝してほしくないと回答。古くから続くマルビナス諸島の領土問題が影響しているとみられる。この反イギリス感情は、ライバル関係といわれるブラジルさえも凌ぐ結果に。
フランス人サポーターは、かつて植民地であったアルジェリアと回答。1950年代の独立戦争の舞台をライバル視しているようだ。
他のヨーロッパ諸国は、近隣国をライバルに選ぶ傾向があるもよう。
また、南米のサポーターは、基本的にはアルゼンチンに優勝してほしくないというのが共通の思いらしい。ブラジル人サポーターの答えも、もちろんアルゼンチン。
しかし、ブラジル人サポーターが選んだ優勝してほしくない国、アルゼンチンに次いで選んだのは母国ブラジルだった。国内でワールドカップに反対する人々が少なくないという背景が関係しているのだろうか。
母国に対して、一番目に優勝してほしくないと答えたのは、アメリカ合衆国のみ。しかし2番目となると、ブラジルだけでなく、ロシア、日本、フランス、韓国と、続々。
そして、最後の質問は、「どの国のサッカープレーがいちばん素晴らしい?」。この回答にも興味深い結果が…(次ページにつづく)。
(文/柳田あや、写真/J.P.Engelbrecht/PCRJ)
写真は6月22日(日)、ロシア対ベルギー戦が行われたマラカナンスタジアムにて、ロシアのサポーター