4000本以上の桜が魅了! サンパウロのお花見
2014年 08月 4日サンパウロ市イタケラ地区にあるカルモ公園で8月2日~3日の2日間にわたり、第36回桜フェスティバルが開催されたと、現地メディア(「エスタダォン」、8月3日づけ)が報じた。
一番の目玉は、もちろん桜。70年代に日本人コミュニティが植えたという、4000本以上もの桜だ。
フェスティバルは入場無料で、8月2日 (土) と8月3日 (日) 9:00から17:00まで行われ、2日間で推定約25,000人もの来場客があったという。
サンパウロ市によると、同市での桜は8月に開花し、数日間咲き続けるという。日本人コミュニティは、毎年この時期に合わせ、桜の木の下に座って眺める日本の伝統的な「花見」を提案、今や日系人だけではなく、レジャーシートを敷いて家族や友人と過ごすという日本の文化が、ブラジル人に人気のようだ。
ただし、日本の花見と大きく異なるのは、七夕の「短冊」が桜に木の枝に下げられている点! 願いごとを紙に書くという日本の伝統的行事も、ブラジル人には人気の様子だ。
1978年から始まったこの桜フェスティバルは、桜イペ連合会とサンパウロ市との共同で主催されている。
(文/柳田あや、写真/Bruno Uesso)
カルモ公園の桜、桜フェスティバルにて