サンパウロのイビラプエラ公園、開園60周年を迎える
2014年 08月 22日サンパウロ市にとってのイビラプエラ公園は、ニューヨークにおけるセントラルパークに相当する存在かもしれない。市民の生活と切っても切り離せない憩いの場でもあり、観光客にとっても人気のスポットだ。
8月21日(木)、そのイビラプエラ公園が開園60周年を迎え、「ハッピーバースデー」が歌われるなどして、来場者たちに祝福された。サンパウロ市が発表した。
フェルナンド・アダヂ・サンパウロ市長を含む約200人の来場者は、湖で水と光によるマルチメディアショーを楽しんだという。
また、公園では60周年を記念するさまざまなプログラムが、今月末まで用意されている。
プログラムには公園内の自然に関するものもあり、鳥の生態についての講義や、木々の種類を学ぶウォーキングなどがラインナップされているとのこと。
1,584,000 m²の広大な敷地を誇るイビラプエラ公園は、市の創設400年を記念して作られ、1954年に開園した。
ファッションショーや展示会でもお馴染みのシッシロ・マタラーゾ・パビリオン(通称ビエナウ)をはじめ、オスカー・ニーマイヤーがデザインした建築物が点在していることでも知られている。
週末には平均20万人の人が訪れるという。
(文/麻生雅人、写真/Fernando Pereira/SECOM)
8月21日、イビラプエラ公園。60周年の記念すべき夜を楽しむ人々と、マルチメディアショー