パウリスタ大通りでガゼッタ劇場ビルをクライミング!

2014年 09月 22日

ビルクライミング サンパウロ

9月20日(土)~21日(日)にかけてサンパウロ市ではスポーツの祭典第8回ヴィラーダ・エスポルチーヴァを開催。市内400カ所を舞台に2000以上のスポーツが楽しまれた。

その中でも最も観衆の目を引いたイベントのひとつが、9月20日(土)にレッドブルが主宰した、パウリスタ大通りのガゼッタビルの壁面をよじ登るビルクライミングだった。レッドブルが報告している。

ビルクライミングに挑戦したのはブラジル国内のトップクラスのクライマー10名。10名は異なるルートで2度壁を登り、タイムの優秀だった4名が、ファイナルを競い合った。

参加した10名のクライマーにとっても、ガゼッタビルの壁を登ることは長年の夢だったという。イベントの前夜、大会前の様子を「オ・グローボ」(9月19日づけ)が伝えている。

参加者のひとりで、3度国内チャンピオンになっているアンドレ・ベレゾスキー選手は、「ガゼッタビルに映画を観に来るたびに、この壁が登れたらなあと思っていました。ついにその夢が叶います」と語った。

イベントに先駆け、10名のプロはテストで壁に登り、競技が可能であることを確認したという。

南米2位のフェリッピ・カマルゴ選手、国を代表する冒険家の一人、ゴイアス州出身のハファエウ・パッソス選手なども、競技に挑戦した(次ページへ続く)。

(文/麻生雅人、写真/Fabio Piva/Red Bull Content Pool)

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