国連気候サミットに向け、リオデジャネイロのキリスト像が七変化

2014年 09月 20日

キリスト像 ライトアップ

9月18日(木)、リオデジャネイロのコルコバードの丘の上にそびえ立つキリスト像が、何種類もの文字や色でライトアップされた。同日、TVグローボ「RJTV」やAVAAZが報じた。

このライトアップは地球温暖化への警告を表わす国際的な活動にちなんだもの。

9月23日に国連が開催を予定している国連気候サミットに向けて、インターネットによる国際的なオンラインコミュニティAVAAZは、9月21日(日)に世界各国で開催される「市民の気候マーチ」への参加を各国市民に呼び掛けている。

AVAAZは、史上最大規模の気候イベントを行うことにより、世界中の市民が気候変動に関心を持っていることを示すとして、同時多発的に世界各地で行進を行うことを呼びかけている。

同団体のサイトでは現在、日本では東京・日比谷公園、鎌倉、長野、茨城、富山などで開催が計画され、参加が呼びかけられている。

ブラジルでもブラジリアヤペルナンブッコをはじめ各地で行進が予定されているが、リオデジャネイロではコパカバーナのポスト8で朝10:30から開催が予定されている。

リオの行進イベントは、AVAAZ、アマゾンウォッチ、「疎外された人々の声を明らかに」センター、私のリオ、SOS太平洋岸森林、全国学生連盟(UNE)、海の一滴、人権運動、リオに生きるなどのNGO団体などが協力して行われる予定。

Avaazのホームページは以下。https://secure.avaaz.org/jp/event/climate/?slideshow

次ページ以降のキリスト像のライトアップのバリエーション写真はAVAZZによるもの。

(文/麻生雅人、写真/Olivia Nachle/AVAAZ)