元メヌードのメンバー、養育費の支払い不足で逮捕

2014年 09月 27日

ロイ・ロセロ 元メヌード

1980年代に日本でも人気を誇ったプエルトリコ出身のアイドルグループ、メヌードの元メンバーのひとりロイ・ロセロ(10年以上ブラジルに在住している)が養育費の未払いで9月25日(木)午前中、サンパウロ州イトゥ市の警察に逮捕された。現地メディア(「G1」同日づけ)が報じている。

ロイは弁護士を通じて未払い分の1万8000ヘアイス(レアル)=約81万円を支払ったとニコラウ・サンタレン署長は語った。

カンピーナス市の第3号家庭裁判所の認可を得て、ロイは同日午後に釈放されたという。この金額が支払われなければ、彼は同州ピラール・ド・スウの刑務所に収監されるところだった。

ロイは支払義務のある養育費に関しカンピーナス市の第2号家庭裁判所で係争中だが、内容に関しては公表されていない。

ロイは警察から出て来て、アンドレア・フア弁護士は「すべて片ずいた」と話した。ロイは現在出演しているテレビのリアリティショー「ア・ファゼンダ」の撮影に戻った。このリアリティショーで優勝すると200万ヘアイス(レアル、約9000万円)が贈られるという。

24日(水)の午後、上記裁判所でロイに対し4万ヘアイス(レアル、約181万円)の支払命令が出されたが、ロイは全額を払っていなかった。

ロイはこれまでにもいくつか、問題を起こしてきた。1988年には彼と付き合っていた歌手のマラ・マラヴィーリャが暴力を受けたと告白した。

2011年にもバイーア州カマサリで、元妻に暴力を働いたとして警察沙汰になっているという。この件に関してロイは屋内で振り付けの練習を行っていたとき彼女にぶつかっただけと語っている。

(※1ヘアウ(レアル)=45.080007円で換算)

(文/麻生雅人、写真/Divulgação/Rede Record)
現在ロイは、TVヘコールのリアリティショー「ア・ファゼンダ」に出演している