お尻振りダンス、トゥワークで話題のマイリー・サイラス、ブラジルで初公演

2014年 09月 30日

マイリー・サイラス ブラジル公演

サンボードロモに詰めかけたファンは「愛してる、マイリー」という熱烈なコールでマイリーを迎えたという。「4×4」という曲でショウをスタートさせた後、マイリーは観衆にお礼を述べた。

ショウの中で最も盛り上がった瞬間のひとつは「アドア・ユー」を披露したときで、歌い終わったマイリーは一人のファンをステージに上げてセルフィーを撮った。

その後、観衆に向かって「これから愛についての歌を歌う前に、私はあなたたちにキスをしてほしいわ。皆がキスしているところが大画面に映るでしょう」と語りかけた。

いくつものカップルが雰囲気にひたり、歌に身をゆだねた。バーバラ・ロレットさん(13)のように、感激のあまり泣き出すファンもいた。

コンサートが開催される前の週には、未成年者が泊まり込みで行列に参加することを禁止する警告まで出されており、第一青少年裁判所も監視を強化するという警戒ぶりだった。しかし、当日の日曜日の会場は家族的な雰囲気だったという。

マリア・テレーザさん(14)の場合は、マイリーがブラジルに来ることを知り父親のエラウド・ファリアスさん(51)に懇願して連れて来てもらい、15時に会場に到着した。エラウドさんは、「娘は本当にこの歌手のことがすきなので、コンサートを観るに値します」と語った。

マイリー・サイラス ブラジル公演

ファンのほとんどは19時にはサンボードロモに入場していたという。会場は15時で、20時ごろからからバンドの演奏でステージは幕を開けた。

2008年にディスニーのテレビ番組「ハンナ・モンタナ」を観て以来のファンだというアレックス・ファビアーニさん(21)は、マイリーがリオで公演を行うと知るや否や彼女を讃える手段を考えたという。髪を染め、青いコンタクトレンズを入れて、ステージ近くの場所を獲得した。

「僕の姿を観て彼女が盛り上がってくれたら嬉しいなと思って。そうなったと思うよ」(アレックスさん)

他のファンも、マイリーにビジュアルと大胆さを称賛した。

サラ・マリアさん(17)が「以前のマイリーは私のスタイルじゃなかった。今の彼女はディズニーが作った愛すべきキャラを捨てて、本当になりたい自分になっている。彼女は、自分自身を表現しているのよ」と述べた。

トゥワークの映像などで騒がれているマイリーではあるが、ブラジルの青少年のファンたちは、そんな表面的な話題よりも、彼女の生き方やスピリットに共感しているようだ。

(文/麻生雅人、写真/Alexandre Macieira/Riotur)
9月28日、リオデジャネイロ。サンバカーニバル会場として知られるサンボードロモでコンサートを行ったマイリー・サイラス

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