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ブラジル、パラナ州でまたエボラ疑惑患者。病院が一時閉鎖されるも胆石と判明

パラナ州フォス・ド・イグアスで(10月)16日朝、シエラ・レオネに旅行したという22歳の男性が救急外来を訪れ、発熱と嘔吐などを訴えたため、病院が一時閉鎖される騒ぎが起きたと同日付「G1」サイトが報じた。

男性はエボラ出血熱に感染した場合の潜伏期間とほぼ同じ23日前、エボラ出血熱で多くの死者が出ている西アフリカのシエラ・レオネを訪れており、同病感染の疑いが持たれた。

病院側は安全確保のため、他の患者への対応を停止し、病院を一時閉鎖。市保健局などへも通報したが、男性を診察した医師が胆石の可能性を指摘。エボラ出血熱疑惑は解消したため、16日午後7時には閉鎖が解除される。男性は、中国やアラブ首長国連邦、レバノン、イタリアにも立ち寄っていた。

パラナ州では9日にも、カスカベル(カスカーヴェウ)市在住で難民申請中のギニア人男性が発熱のために救急外来を訪れ、エボラ出血熱を疑われたばかりだ。ギニア人男性はリオ市の国立エバンドロ・シャガス感染症研究所に収容されて検査を受けた結果、疑惑が晴れ、15日に同研究所から退院した。

(記事提供/ニッケイ新聞)

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