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数々の名レースを産んだインテルラゴス・サーキットで勝負を制するカギはタイヤにあり!?

インテルラゴス・サーキット

ピレリタイヤにとって、ブラジルは重要な市場であり、今週末に開催されるブラジルグランプリは同社にとっても大きなイベントとなると考えられているという。 合衆国のモータースポーツ関連ニュースサイト「Motorsport.com」が11月6日に伝えている。

サンパウロ市南部にあるインテルラゴスサーキットは、モナコに次ぐ最短ラップのコースなのだそうだ。 紆余曲折する一連の流れや、カーブや標高の変化は、ドライバーや車、そしてもちろんタイヤにとっても魅惑的な挑戦の場となるという。

インテルラゴスサーキットには、ハードとソフトの中間、もしくはソフトよりのタイヤが合っているとされているそうだが、大会が開催される時期は雨が降る可能性が高い時期で、予報でも期間中に雨が示唆されている日があるという。

また、インテルラゴスは、4.309kmというトラックの中でコーナーがとても多くタイヤをクールダウンさせる直線走行部分が少ないことから、タイヤがより酷使されることになるという。さらに高速ターンと小さなランオフエリアがでこぼこもあり、そのためドライバー達は、常に油断なく緊張感に満ちたドライビングテクニックが要求されるそうだ(次ページへつづく)。

(文/加藤元庸、写真/Beto Issa/GP Brasil F1)
写真は2013年11月22日、インテルラゴス・サーキット。第二回フリー走行を行うメルセデス車

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