セクシーすぎて礼拝に来ないでほしいと教会から告げられた敬虔なクリスチャン女性、心機一転でミスブンブン候補に

2014年 11月 16日

ミスブンブン2014 リオデジャネイロ候補

11月17日(月)、いよいよ2014年のミスブンブンが選ばれる。今年も、インターネットによるファイナリスト選出の投票は、失格騒動からキャンペーン中の各候補のコメントなどを通して、大いに賑わった。

ブルーナ・ヴァレンチンさん(22)は、出身はサンパウロ。教会の礼拝に通う経験なカトリック信者で、将来は修道女として神に使えたいと考えていたという。

しかし14歳ごろから彼女の身体は彫刻のように発達して、彼女の意思とは関係なく人々の注目を集めるようになっていき、彼女の運命をも変えてしまった。現地メディア「ego.」が伝えている。

ブルーナさんは教会に通う日々を送っていたが、次第に人目が気になるようになっていったという。長いスカートをはくなど、なるべく目立たないように努力はしたが、105センチのヒップはどうしても目立ってしまった。

ブルーナさんが通っていたサント・アンドレ教会では、彼女がくると若い男性はもちろん既婚男性までもが聖書に集中できなくなる様子をみて、神父たちはブルーナさんに、教会に来ないでほしいとお願いすることにしたという。

「私の夢は修道女として働くことでしたから、教会から来ないようにしてもらえないかと言われた時は、とても悲しかった」とブルーナさんはいう。

信仰の世界では居場所がないと考え始めた彼女をかわいそうに思った家族は、ブルーナさんを励ますために、他の道で生きることを進めたという。彼女は、自身の夢を封じることになってしまった自身の身体を生かして、モデルという華やかな世界に身を投じることを決心。単身、リオデジャネイロに移り住んだ。

「家族の勧めでまったく別の世界に身を投じましたが、今は幸せです。バーハ・ダ・チジュッカに住んで、ミス・ブンブンにも応募して、充実した生活を送っています。プライアで運動するのは健康的でとても大好きです。肌が小麦色に焼けるのも好きです」(ブルーナさん)

コンクールに出場するため105センチのヒップを102センチに絞ったという。かつて教会に通うことが日課だったブルーナさんだが、今では月曜から土曜までジムで身体を鍛え、空いている時間はプライアで運動をするのが日課となっているという。

現在ブルーナさんは、ミスヒップを選ぶミスブンブン・コンテスト2014で1次投票を通過。15名のファイナリストに名を連ねている。

(文/麻生雅人、写真/Divulgação MBB4)
写真はミスブンブン2014、リオデジャネイロ州候補のブルーナ・ヴァレンチンさん