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2014年 12月 25日 09:46
サンパウロ在住のマルシオ・ルイス・マチアスさんは、2014年、はじめてサンタクロースに扮する
仕事に就くにあたり、ヒゲを伸ばし、眉を真っ白にした。TVグローボのニュース番組「SPTV」が12月22日に伝えた。
マルシオさんはサンタクロース(ブラジルではパパイ・ノエウ)に変身するため、自身の髪の毛、髭、眉をすべて脱色して真っ白にした。
「もともと白髪ではあるんですが、よくみると真っ白じゃない。黄色がかっているからね。真っ白にしたんだ」(マルシオさん)
理容師のマリア・ベッケルさんは、6年も数々のサンタクロースを手掛けてきた。
「子どもたちはみなびっくりして聞くんです。本物のサンタさん? って」(マリアさん)
脱色までしてサンタクロースに成りきる理由は、子どもたちの夢を壊さないためだという。
「子どもたちは髭をひっぱったり、ぶらさがろうとしますからねえ。付け髭だったら取れてしまうかもしれない。それでは夢も一緒に壊れてしまうでしょう? 子どもたちの夢を壊さないためなら苦労をする甲斐があります」(マルシオさん)
(文/麻生雅人、写真/Reprodução/「SPTV」/TV Globo)
TVGloboのニュース番組「SPTV」は日本ではTVグローボインターナショナルで放送中。視聴問い合わせは03-4510-0770まで
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