リオ市の新女王にハファエラ・レモスさん(22)選ばれる

2015年 01月 19日

リオ市の女王

1965年、リオデジャネイロ市創設400周年を記念してリオ市の女王が選ばれてから50年。今年、市の創設450周年を祝う記念行事のひとつとして、新しいリオデジャネイロ市の女王が誕生した。現地メディア(「G1」1月19日づけ)が伝えている。

コンテストのファイナル選考は1月17日(土)にジョアン・ノゲイラ文化センターにて行われた。新女王はリオ市創設500年までの50年、カリオカの女王を務めるという。

市内33地区の各代表の中から、新たにリオデジャネイロの女王に選ばれたのは、リオ市内で最大のファヴェーラがあるホッシーニャ地区代表のモレーナ、ハファエラ・レモスさん(22)。リオ市が450年を迎える3月1日の記念式典で正式にリオ市の女王を拝命する。

リオ市の女王は美しさだけでなく、市についての歴史に関する知識も口答試験で問われたが、ハファエラさんは「カリオカ」の語源がトゥピ語にあることも認識していた。

女王の王冠は、リオ市400年に選ばれた女王ソランジ・ゴメスさんからハファエラさんに受け渡された。また女王に選ばれた栄誉を称えて、ハファエラさんには新車1台と、コパカバーナ・パレス1泊宿泊券が贈られた。

(文/麻生雅人、写真/Mariana Vianna/Divulgação)