ブラジル生まれのビーチスポーツ「フレスコボール」とは!?

2015年 02月 4日

まずは、レジャーとしてのフレスコボール。

レジャーとしてのフレスコボールはとても簡単。最初はとにかくラリーを続けましょう。

2人の距離は、最初はやり易い距離で始めて、その後、少しずつ距離を取っていくのがいいでしょう。距離は7~8mくらいで行うのがおすすめです。

専用コートが必要ないので、砂浜でなくても、体育館や公園などでも気楽に楽しむことが出来ます。

なにより、木製のラケットでボールを打ち返すときの独特の打感がたまりません。ちなみにラケットは、競技ではビーチバット、一般的にはハケッチ(ラケットのブラジル発音)などと呼ばれているようです。

また、フレスコボールは、60分のプレイで700kcl以上も消費すると言われているので、有酸素運動としてダイエットにも最適です。ダイエットとしてはジョギングより効果的というデータが海外のニュースサイトでも紹介されていました。

日本フレスコボール協会のオフィシャルブログでも紹介しているので是非参考にしてください。

次に、競技としてのフレスコボール ルールです。

限られた時間の中で、いかに多くのラリーを、高い技術でエネルギッシュに続けて、それを審査して勝者ペアを決める、というのが基本ルールです。

細かいルールは大会などによって多少異なりますが、その一例を以下にご紹介します。

<ルールの一例>———-

試合時間:プロが6分間、アマチュアが5分間とする。

コートサイズ:2人の間隔(距離)を6~9メートル間隔とし、ラリーを続ける。

審判:レースディレクターと審査官(4人)の合計5人。

審査基準:アタック、ディフェンス、スピードなどの項目で0〜5点評価を実施し、最高得点と最低得点を除いた3人の合計点を競う。ラリー回数により、ボーナス得点が加えられる。

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このようにフレスコボールは、フィギアやスキージャンプのように、採点方式による審査競技になります。

とはいえ、競技としてのフレスコボールは大迫力です。上の動画をご参考ください。

さて、フレスコボールの楽しみは、これだけではありません(次ページへつづく)。

(文/窪島剣璽、写真提供/一般社団法人日本フレスコボール協会)

著者紹介

Kenji Kuboshima 窪島剣璽

Kenji Kuboshima 窪島剣璽
東京都渋谷区在住、一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA) 会長、株式会社凌芸舎 代表取締役社長。1998年大学卒業後、大手IT専門商社に入社、その後、2005年株式会社ライブドアに入社し、検索エンジン事業、オンライン広告の統括を行う。その後、ジェイ・リスティング株式会社(現LINE Business Partners株式会社)の代表取締役に就任。

2013年LINEのブラジル進出時のプロジェクトに参加し、ブラジルに初渡航。ブラジル滞在中に日本ではまだ見ぬビーチスポーツ「フレスコボール」と出会い、帰国後、一般社団法人日本フレスコボール協会を設立。2014年のブラジルワールドカップイヤーに一般社団法人日本フレスコボール協会を本格始動。インターネット事業、スポーツマーケティング事業を手掛ける株式会社凌芸舎では、夏季シーズンは、神奈川県三浦海岸にて、海の家「夏小屋」の経営も行っている。

一般社団法人日本フレスコボール協会 http://www.frescoball.org/
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