ブラジルの絵本画家ホジェル・メロ展、ちひろ美術館・東京にて今日から開催。ブラジル国籍の人は入館料が無料に
2015年 08月 4日
図版上:ホジェル・メロ『Nau Catarineta(帆船カタリネッタ号)』より 2004年(個人蔵)
昨年(2104年)に長野県・安曇野ちひろ美術館で開催されたブラジルの絵本画家ホジェル・メロの原画展が、今年は8月5日(水)より、ちひろ美術館・東京にて開催される。
同美術館は、本展示「旅する芸術家 ホジェル・メロ」展の会期中、ブラジル国籍の人々を無料で招待する。受付で国籍が分かるもを提示すれば、ブラジル国籍の人は入館料が無料となる。また、ブラジル国籍の人の同伴者は、入館料が半額となる。人数制限はない。
ブラジリア出身で、現在はリオデジャネイロ在住のホジェル・メロは、イラストレーターとして約200作品に挿絵を描いており、内20作品では自ら文章も手掛けている。ブラジルの重要な文学賞ジャブチ賞の、児童文学の部門で8回受賞しているほか、2002年にスイスの国際エスパス・アンファン賞、2014年には国際アンデルセン賞のイラスト賞を受賞している(次ページへつづく)。
(文/麻生雅人、図版提供/ちひろ美術館・東京)