TVグローボのオーディション番組「ザ・ヴォイス・ブラジル」が輩出したエレン・オレリアが初来日

エレン・オレリアの出身はブラジリアのタグアチンガ。1982年12月12日生まれ。父親がサンフォーナ奏者だったこともあり幼少時から楽器に興味を持ち、多種の楽器を演奏。両親の影響で聖歌隊でも歌っていた。

16歳から歌手としてのキャリアをスタートさせているという。並行して学問にもはげみ、ブラジリア大学を卒業している。2000年からソングライター、歌手として本格的に活動。大学の音楽祭、文化施設セスキのブラジリア支部が主催するトン・ジョビン音楽祭など、数々の音楽祭で賞を受賞している。

音楽性が幅広く、MPB、ファンクやソウル、ポップス、ジャズ、サンバ、ヒップホップなどのポップスから、コンガード、アフォシェ、カリンボーなどブラジル各地に伝わる伝統音楽まで、ジャンルにとらわれないのもエレン・オレリアの特徴だ。

レニーニ、パウリーニョ・モスカ、シコ・セーザル、ネイ・マットグロッソ、ミウトン・ナシメント、レシ・ブランダォン、サンドラ・ヂ・サーなどとも共演。2009年に「ペッサ」でCDデビュー。2011年には、セスキ・ブラジリアで行ったライヴを収録した2作目のアルバム「アオ・ヴィーヴォ・ノ・ガラージェン」を発表している。同ライヴ盤は、「ベッサ」をプロデュースしたギタリスト、ホドリゴ・ベゼーハらと組んだバンド、プレット・ウトゥを従えての演奏だ。

また、2007年より、ソロ活動と並行してカリンボーやレゲエ、ファンクなどをミックスした雑食音楽を聞かせるバンド、バンダ・ソアターのヴォーカリストとしても活動。2014年にソアターはファーストDVDを発表している。

メジャー・デビュー作の音源は本人のホームページ（http://ellenoleria.com.br/#musica）、バンダ・ソアターの音源はバンドのページ（http://soatatambor.tnb.art.br/）で聞くことができる。

来日ツアーを主催しているラティーナ9月号には、インタヴューも掲載されている。

＜来日公演＞

●10月29日（木）
岡山・おかやま未来ホール
開場 18：30　開演 19：00

入場料金　3,500円（全席指定）
問い合わせ　イオンモール岡山チケットセンター　tel: 086-941-8818（金土日祝日　10：00〜18：00）
OHKエンタープライズ tel: 086-255-2888（平日　10：00〜18：00）

●10月30日（金）
福岡・ラテン文化センターティエンポ/TIEMPO IBEROAMERICANO
開場 19:30～　開演 21:00
料金　2,500円（前売り）／ 2,000円（T.I.会員）
https://www.facebook.com/events/490943527743630/
お問い合わせ　ラテン文化センターティエンポ　
Tel: 092-762-4100

●11月2日（月）
東京・ブルーノート東京

1st　Open5:30pm Start7:00pm
2nd　Open8:45pm Start9:30pm
入場料金 6800円
チケット予約受付はJAM SESSION会員：8月31日11時より、無料会員は9月07日11時より。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/ellen-oleria/

●11月3日（火・祝）
名古屋・BAR MARCELO
開場 18:00～　開演 19:30
チケット代金　 3,000円 +order（前売）/ 3,500円+order（当日）
お問い合わせ／予約方法　ラテンバル サンルイス
Tel: 052-451-0003
email: info@latin-bar.com
(フルネーム、携帯電話番号、来場人数を記載してメール予約)

他、追加公演も調整中。随時、最新情報は主催者サイトにて公開される。

エレン・オレリア日本ツアー
http://www.latina.co.jp/ellenoleria/index.html
主催：株式会社ラティーナ／OHK岡山放送/特定非営利活動法人ティエンポ・イベロアメリカーノ／ブルーノート東京／BAR MARCELO
協賛：駐日ブラジル大使館／トルコ航空
（日ブラジル外交関係樹立120周年認定事業）

（文／麻生雅人、写真／Alex Carvalho／TV Globo）
写真上は「ザ・ヴォイス・ブラジル」第一シリーズで優勝したエレン・オレリア（左）と、審査員のカルリーニョス・ブラウン（右）。「ザ・ヴォイス・ブラジル」第四シリーズは2015年10月からTVグローボで放送スタート。日本ではIPCTV（グローボ・インターナショナル）で放送予定。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで