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ブラジル進出は、メルコスール(南米共同市場)への優位なアクセスと関税軽減をもたらす!?

メルコスールサミット

メルコスールの域内貿易は増大を続けている。この域内貿易でのブラジルの全正加盟国に対する収支は黒字であり、ブラジルに有利に推移している。ブラジルの当ブロック内での全輸出の87%を工業製品が占めている。

現在、メルコスールは、加盟国と他の諸国との間の通商拡大に関して9件の貿易協定を締結しており、これら国々の間で商品とサービスの自由な市場アクセスを容易にし、関税負担を軽減し、技術・生産・社会の開発の促進に寄与している。

ブラジルは、当経済ブロックを構成する国々のリーダーであることから、他国のメルコスールへの進出のファシリテーター(手助け役)であり、加盟国に隣接した場所への企業設置を容易にする国土の立地条件を有し、バラエティーに富んだ製品の供給も可能である。

南米大陸は、継続的な大規模開発を保証す豊富な天然資源と広大な領土を有する。当地域の大きな潜在力は世界の主要な地政学的潮流において関心の的となってきた。

2014年に発表されたブラジル政府の計画は、南米、ラテンアメリカ及びカリブとの貿易振興と生産統合による地域統合を優先し、メルコスール、南米諸国連合(UNASUL)及びラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)を強化するというものである。

2015年1~3月期における、基礎製品、半製品及び工業製品の、ブラジルからメルコスールを含む国際市場への輸出について、地域別比率を見ると、特に工業製品の輸出においては、1/4 がメルコスールで占められている。ブラジル市場が自らの有する市場潜在力に加え、メルコスール加盟国との統合により、安全と継続的成長の可能性に投資しようとする者に対して、特別な存在感を示すものと我々は確信する(データの詳細は、日本ブラジル中央協会のホームページで見られる)。

ブラジル特報

※「ブラジル特報」は日本ブラジル中央協会が発行している機関紙。隔月発行、年6回、会員に無料配布される。日本ブラジル中央協会への問い合わせは、E-mail info@nipo-brasil.org、TEL:03-3504-3866、FAX:03-3597-8008 まで。

(文/エドアルド・ヴィトール、フェルナンド・マグリ、記事提供/ブラジル特報(日本ブラジル中央協会)「税務の勘どころ」、写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
写真は2015年7月16日、ブラジリアで開催された第48回メルコスール首脳会議にて。関係諸国の外務大臣、財務大臣などが集まった

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