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おいしいムケッカも食べられる「ボテコ コパカバーナ」開店

ボテコ コパカバーナ

カイピリーニャはサトウキビから作られる蒸留酒カシャッサのみをベースにして、ライム、砂糖を混ぜてつくる飲み物。シンプルなだけに、味の違いには、材料や作り手のセンスがモノをいう。誰もがおいしいカイピリーニャを作れるわけではないことは、生魚と酢飯があったからといって、日本人なら誰もがおいしい寿司が握れるわけではないことを思えば想像できるだろう。

「ベースのカシャッサによっても味は異なりますから、好みによって店にあるカシャッサを選んでもらうことは可能です。普段はヴェーリョ・バヘットを使っています。また、ライムの量もカイピリーニャの味を左右しますから、ウチではライムをまるごと1個使います」(ツダさん)

ライムの切り方はリオ流とサンパウロ流で異なるそうだが、これも好みで選べるようになっている。

ボテコ コパカバーナ

カシャッサは、地カシャッサ(カシャッサ・アルテザナウ)として国際的にも評価の高いウェバーハウスから、ヴェーリョ・バヘット、イピオカ、タトゥージーニョ、トレス・ファゼンダス、51と大衆的なものまでがそろう。飲み比べも楽しそうだ。

料理は、土曜と日曜にはおなじみのフェイジョアーダも用意される。こちらのフェイジョアーダは、豚の耳や尻尾などは少なめにしたレブロン(リオ市南部の地域)スタイルとのこと。

ところでそんなツダさんは、日本で生まれ育った日本人だが、ツダさんの祖母はブラジル人の血を受け継いでいるという。

「自分でも研究していますが、祖母から教わったレシピ、一緒に働いてくれているブラジル人の仲間が教えてくれるレシピも生かしています」(ツダ陽子さん)

金曜の夜は90%以上が地元のブラジル人でにぎわうというお店では、あれが食べたい、これが食べたいと、リクエストも寄せられるそうだ。

「そうしたみなさんのリクエストもできる限りメニューに加えていければと思います」(ツダさん)

北部のアマゾン料理、エスピリットサント州のムケッカ・カピシャーバなどなど、いつの日にかこの店で、ブラジル中の料理が食べられる日が来るかもしれない。

「Boteco Copacabana(ボテコ コパカバーナ)」
神奈川県川崎市川崎区大師本町8-17
Daishihonchou8-17 kawasakiku kawasakishi

営業時間
水~金曜 11:00~16:00(ランチタイム15:00まで)、土・日曜 11:00~23:00
月曜、火曜定休

http://copacabana.favy.jp/
電話 044-201-6636

(写真・文/麻生雅人)

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