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ブラジル、2015~2016年のサマータイムは10月18日から2月21日まで

サマータイム 

2015年から2016年にかけてのブラジルのサマータイムは10月18日(日)から始まることを「グローボ」(10月9日づけ)が公表した。

今週末、土曜日から日曜日にかけての深夜0時に、南部(リオグランヂドスウ、パラナ、サンタカタリーナ)、南東部(リオデジャネイロ、サンパウロ、ミナスジェライス、エスピリットサント)、中西部(連邦直轄区、ゴイアス、マッチグロッソ、マットグロッソドスウ)に住む人々は、時計の針を1時間進めることになる。

最も消費される時間にエネルギーを節約するために導入されるこのシステムは、2016年2月21日まで行われる。

サマータイムは毎年10月の第3日曜にはじまり、翌年2月の第3日曜に終了する。ただし、日曜日がカーニバルと重なる年はサマータイムの終了は次の日曜にずらされることになっている。

2015年はカーニバルが2月の3週目に重なったため、サマータイムの終了は22日となった。カーニバルの週からサマータイムの終了日をずらす措置は、祭りで盛り上がる中で、時計を1時間戻すことを忘れる人が出ることを防ぐためだという。

サマータイム制度がはじめて導入されたのは1931年~1932年の夏。今年で39回目となるサマータイムの導入目的は、日照時間を有効的に活用してエネルギーの消費量を削減すること。この時期は暑い時期であることに加え、クリスマス前で工業生産が増加するため、エネルギーの消費が高まるためとのこと。

サマータイムを導入すると、18時~21時の間など、一日で最も供給量が多くなる時間にエネルギーを削減することができる。

鉱山エネルギー省によると、サマータイムを導入している地域での過去10年間のエネルギー需要は、平均4.6%減少しているという。

(文/柳田あや、写真/Renato Araújo/ABr (Arquivo))

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