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アサイー、クプアス、ピタヤのチアシード入り飲料がリニューアル

森弘子 スーパーフード

ピタヤは種族としてはサボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン類の果実で、中国名では火龍果と記されるという。アジア圏ではドラゴンフルーツの名で親しまれているとのこと。

「大きくわけるとレッドピタヤ、イエローピタヤ、ホワイトピタヤの3種がありますが、世界中に品種は20種類以上あり、されにどんどん増え続けているそうです。中を割るとゴマのような種子がたくさん入っています。さくさくとした軽い食感です」(森弘子さん)

「日本で流通しているピタヤを食べたことのある方は、あっさりした味という印象を持たれている方が少なくないかもしれません。これは、ピタヤが追熟しない果実のため、収穫してしまうとそれ以上熟さないので、マーケットで購入できるものは比較的、甘さがあっさりしています。しかし完熟すると糖度が20くらいある、大変、甘いフルーツです」(森弘子さん)

森さんは、ピタヤの栄養成分では、不飽和脂肪酸のパーセンテージが非常に高いことを指摘した。

「不飽和脂肪酸は、血中の中性脂肪やコレステロールの働きを調整する有効成分です。非常に脂肪のバランスがいい食品です。マグネシウムとカリウムの量は、フルーツの中ではトップクラスといっても過言ではない数値(マレーシア産とオーストラリア産で計測)です。カリウムは体内の水分調整に有効に働き、マグネシウムは骨の形成、エネルギー代謝、神経伝達などに有効なミネラルです」(森弘子さん)

ピタヤ

そして何より、ピタヤがスーパーフードといわれるゆえんは、抗酸化作用のあるフラボノイドとベタシアニンが豊富な点だと、森さんは強調した。

「ベタシアニンは、やはりスーパーフードの仲間であるビーツ、雑穀のアマランサスにもあり、レッドピタヤの赤い色素のもと。べタレイン系色素のひとつで水溶性。植物の赤色で代表的なのはアントニアニンですが、このアントシアニンが作れない植物が、アントシアニンの代わりに持つ色素がベタシアニンです」(森弘子さん)

このベタシアニンが、非常に強い抗酸化作用を持っているのだという。

「ピタヤは非常に強い日光のもとで育つ辱物なので、劣悪な環境の中で種子を守っていくため、自らが強い抗酸化力を身体の中に蓄えなければなりません。そのために蓄えられたのが、この赤い美しい色のベタシアニンという色。この鮮やかな赤色は、生命力の象徴ともいえます」(森弘子さん)

世界各国では、食品だけでなくサプリメント、スキンケア商品にも広くりようされているという。

「ネクスト・アサイー、次に注目されるスーパーフードとして、食べるだけでなく美容方面なども含め広く注目されると思われます」(森弘子さん)

(写真・文/麻生雅人)

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