アサイーやピタヤなど、スーパーフードの炭酸飲料が登場

2016年 03月 25日

アサイービネガー ピタヤ&ザクロ

フルッタフルッタは、ブラジル・アマゾンフルーツの味わいを活かした100%果汁/果汁分炭酸飲料「アサイービネガー スパークリング」と「ピタヤ&ザクロ スパークリング」を、3月22日(火)から発売した(※「アサイービネガー スパークリング」はストレート換算比のため「果汁分」と表記)。

同社の製品らしく両飲料とも、砂糖、香料、保存料は不使用。

「アサイービネガー スパークリング」はアサイーとりんご果汁を発酵させた既発商品「アサイービネガー」、「ピタヤ&ザクロ スパークリング」は果実感が楽しめるピタヤピューレとザクロ果汁が、それぞれベースになっている。どちらもココナッツウォーターをプラスしてボディ感を出しており、やわらかな泡立ちの炭酸を加えた、やさしい口あたりのスパークリングドリンクとなっている。

発売に先駆けて今月中旬、駐日ブラジル大使館(東京・北青山)にて、同商品を含む春夏新商品発表会が行われた。

アナパウラ書記官

駐日ブラジル大使館通商部のアナ・パウラ・コーベ書記官は、フルッタフルッタ社の新商品発表会を行うためにみなさんを駐日ブラジル大使館にお招きすることができて大変うれしく思うと語った。

「フルッタフルッタ社は日本におけるアサイー関連商品のパイオニアです。2003年の創業当時には、アサイー・パルプの輸入量は25トンだったのが、昨年(2015年)は2500トンという記録を達成したと聞いています」(アナ・パウラ・コーベ書記官)

同社の活動を通じて、日本にブラジルの文化が紹介され、広く理解されるきっかけとなっているとも語った。

「フルッタフルッタ社の活動は、大使館が推進していますブラジリアン・ライフスタイルの普及ときわめて軌を一にしています。フルッタフルッタ社は日本においてブラジルの健康的な食生活、持続可能な農業の普及に大きな貢献をしています。またアサイーだけでなく、グアバ、パッションフルーツ、アセロラ、マンゴー、カカオなど多様な果実も紹介しています」(アナ・パウラ・コーベ書記官)

また、ビジネスを通じて生産地域の自然環境の保護も行う、持続可能な関係を消費地と生産地との間で築いている同社の姿勢も評価した。

「アグロフォレストリーという農業の支援を通じて、生産地の自然環境の保全、地元住民の雇用の確保や生活の改善にも貢献しています」(アナ・パウラ・コーベ書記官)

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(写真・文/麻生雅人)