日本の和太鼓グループ、鼓童が8年ぶりにブラジルで公演

2016年 03月 28日

鼓童

1988年(ブラジル日本移民80周年)と2008年(日系移民100周年)にもブラジルで公演を行った佐渡の和太鼓グループ「鼓童」が、3月14日から8年ぶりにブラジル公演を行った。

今回は「打男 DADAN 2016」と題されたツアーで、サンパウロとリオで行われた。演目は初の坂東玉三郎演出作品とのこと。

鼓童のメンバーのうち5名は今月上旬、ツアーに先駆けてプロモーションをかねて、TVグローボのトークショー番組「エンコントロ・コン・ファッチマ・ベルナルジス」に出演した。鼓童の面々は紹介されるや、番組のホステス、ファッチマ・ベルナルジスの手をとって共に太鼓を叩いた。

また鼓童は、ツアー開始前にリオデジャネイロでカーニバルのブロコの打楽器隊とも交流した。3月10日(木)にはアレーナ・カリオカ・フェルナンド・トヘスでワークショップを開催。この日はブロコ・チモネイロス・ダ・ヴィオーラの打楽器隊と、3月11日(金)には打楽器集団モノブロコと、サンバと和太鼓による交流を行った。

(文/加藤元庸、写真/Reprodução/Encontro com Fátima Bernardes/TV Globo)
写真は「Encontro com Fátima Bernardes」より、鼓童のメンバーと共に太鼓を叩くファッチマ・ベルナルジス。TVグローボの番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで