アサイー、クプアス、ピタヤのチアシード入り飲料がリニューアル

2016年 03月 27日

アサイー クプアス ピタヤ

フルッタフルッタは、オメガ3脂肪酸を1100mg含む(215gあたり)チアシード入りアマゾンフルーツ飲料の3種類を3月22日(火)からリニューアルした。リニューアルされるのは「アサイー チアシード」、「ピタヤ チアシード」、「クプアス チアシード」。

これらはスーパーフードとしても知られる3種のアマゾンフルーツの果汁をベースに、チアシードをたっぷり入れた果汁分100%ドリンク。砂糖、保存料、香料、着色料は不使用。素材の味を大切にした商品だ。

リニューアル版では「アサイー チアシード」にはマキベリー、「ピタヤ チアシード」にはアセロラ、「クプアス チアシード」にはマンゴーが追加された。

3商品とも、同日に発売された「アサイー ビネガー スパークリング」と「ピタヤ ザクロ スパークリング」と同じく、”アマゾンスーパーフードシリーズ”にラインナップされた商品だ。このシリーズでは、多様な、アマゾン地域産のスーパーフードを紹介していくと同時に、<スーパーフードは、本物が、手軽に、そして実はかんたんに摂取できる>ことを商品で提案していくブランドでもある。

チアシードは、シソ科サルビア属の植物「チア」の種子。水分を吸うと種子の中から溶け出した植物繊維がゼリー状になって種子をくるみ、「ぷるぷる」「プチプチ」とした食感になる。食物繊維が豊富で腹持ちがいいことからダイエット目的での利用も広がっているという。

栄養素の面では、必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸に属するα-リノレン酸が豊富に含まれることからスーパーフードとして広く支持を得ている。

クプアスはアマゾン原産の果実で、チョコレートの原料となるカカオの仲間。学名のテオブロマ(Theobroma)は”神の食べ物”を意味することばで、神秘的な香りと酸味のある個性の強い味で、一度食べたら虜になってしまう人が少なくない。アマゾン地方では圧倒的な人気を誇る果実のひとつ。ビタミンC、鉄分を含む。

ピタヤは、アサイーに次ぐスーパーフードとして注目が高まっている果実。日本ではドラゴンフルーツの呼び方でも知られている。

今月中旬、駐日ブラジル大使館(東京・青山)にて行われたフルッタフルッタ社の春夏新商品発表会の中で、日本スーパーフード協会のスポーツスーパーフード マイスター、森弘子さんは、ピタヤのスーパーフードとしてのポテンシャルを紹介した。

「ピタヤは中南米原産の果実で、とくにメキシコで多く生産されています。アステカ帝国の時代、13世紀から食べられていたという記述もあります。アメリカ大陸の植民地化に伴ってフランス人がベトナムに持ち込み、広く世界で栽培されるようになりました。長く人々に愛され食べられ続けてきたスーパーフードは、スーパーフードとしての栄養効果をたくさん持っていることをその歴史が証明していると思います」(森弘子さん)

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(写真・文/麻生雅人)

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