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2016年 06月 1日 08:32
伊勢丹新宿店で3回目となるブラジルをテーマにした催事「UM ABRAÇO! ブラジルウイーク ~フェイラ・コロリーダ~」が6月1日(水)、スタートした。
本館一階のザ・ステージをはじめ、今回のブラジルウイークのメインビジュアルを手掛けたのはペルナンブッコ州出身で現在はサンパウロ市を拠点に活躍しているイラストレイター、グラフィティアーティストのデルロン。
ブラジル北東部に伝わる版画文化を受け継いだビジュアルを、故郷ヘシーフィ~オリンダの路上グラフィティで表現していたデルロンは、独特のモダンでかわいらしい作風が人気となり国内外で活躍するようになった。カリスマ・シェフ、アレックス・アタラのレストラン「ダウヴァ・イ・ジット」の店内装飾や、インテリアショップ「トッキ&ストッキ」のテーブルウェアのイラストなども手掛けている。
今回、伊勢丹新宿店ブラジルウイークのために、テーマに合わせて<フェイラ(市)でアブラッソ(ハグ)しているふたり>を書き下ろした。また、デルロンのイラストにほぼ必ず登場するトリも、絵の中でアブラッソしている。カラフルなバハッカ(屋台)が並ぶ、フェイラ(市)をイメージした本館1階ザ・ステージでも、デルロンのイラストが装飾に使われている。
本館1階ザ・ステージのそれぞれのバハッカでは、「テーハ(大地)」、「ソウ(太陽)」、「アルテザナート(手工芸)」、「サウーヂ(乾杯)」、「アブラッソ(ハグ)」、「ナトゥレーザ(自然)」、「ファミーリア(家族)」という7つのキーワードでブラジルの自然やライフスタイルなどを紹介。テーマごとに選ばれた曲もきくことができる。同コーナーの監修は「月刊ラティーナ」が手掛けている。
また、各バハッカでは、7つのテーマに関連したブラジルウイークで展開中の商品を販売フロアとともに案内。「UM ABRAÇO! ブラジルウイーク ~フェイラ・コロリーダ~」のインフォーメーションセンターにもなっている。
伊勢丹新宿店(営業時間 午前10時30分から午後8時)「UM ABRAÇO! ブラジルウイーク ~フェイラ・コロリーダ~」は6月1日(水)~7日(火)まで開催。
(写真・文/麻生雅人)
写真上から2番目はデルロン・アウメイダ。サンパウロ市の自宅アトリエにて
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