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「第3回 名古屋ブラジルフェスタ2016」盛大に開催される

名古屋 ブラフェス

5月28日(土)、29日(日)、久屋大通公園(名古屋市中区栄)で「第3回 名古屋ブラジルフェスタ2016」が開催された。

日本で開催されるブラジルをテーマにしたフェスティバルでは、東京・代々木公園で毎年開催される「ブラジルフェスティバル」と並ぶ”2大ブラフェス”のひとつとして知られている。

東京の「ブラジルフェスティバル」との大きな違いは、東海地方にある在日ブラジル人コミュニティが企画・運営していたイベントが母体となっている点だ。ブラジル人と日本人の交流の場になるようにと、2014年からはNPO法人ABT豊橋ブラジル協会、テレビ愛知、在日ブラジル商工会議所、アイピーシーワールドなどによる共催となった。以降、メインステージの司会も、ポルトガル語、日本語の両方で行われるようになった。

毎年、本国ブラジルから招へいされるメインゲストによるパフォーマンスも、この”2大ブラフェス”の目玉アトラクションとなっている。「第3回 名古屋ブラジルフェスタ2016」に出演したのは、ホマンチコ(バラード系のポップス)やソウル・ミュージック、ファンキなどを得意とするシンガーの、ヂ・ブラッキ

ヂ・ブラッキがメインステージのパフォーマンスのトリとして登場した時間、会場は雨に見舞われたが、観客は立ち去ることなく、母国からのゲストを温かく迎えた。ヂ・ブラッキは、自身の持ち歌はもちろん、ファンキ・カリオカのクラシック、チン・マイアなどのソウル・ミュージックのヒット曲などを交え観客を沸かせた。

名古屋ブラフェス 2016

コンサートの終盤には、TVグローボの人気司会者セルジーニョ・グロイズマンのビデオメッセージが紹介された。

名古屋 ブラジルフェスタ

セルジーニョは過去数回、代々木のブラジルフェスティバルに参加して、日本で暮らすブラジル人たちと交流したことがある。ステージ上のスクリーンに映しだされた母国の懐かしい顔は「すばらしいフェスティバルに参加できなくて残念だけど、ぼくの魂は君たちがいるそこにあるよ」というメッセージを語り、ブラジル人の観衆たちを喜ばせた。

(写真・文/麻生雅人)

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