五輪ロードレースのコースでみる、リオの素敵なスポット

2016年 08月 12日

リオ五輪 ロードレース

急勾配の下り坂を疾走していく自転車。アスリートは脇目も振らずにゴールを目指すが、8月6日に行われたリオデジャネイロ・オリンピック自転車ロードレース終盤コースは、一つ一つ立ち止まりたくなるスポットが満載の、素敵なコースだった。

ロードレースのコースを振り返りながら、リオデジャネイロの名所をご紹介していこう。

キリスト像が立つコルコバードの丘の西側周辺には、緑深い山、チヂュカ国立公園が広がっており、今大会のコースは、地元サイクリング愛好家がよく走っている。

リオ五輪 自転車ロードレース

ビスタ・シネーザは絶景の一休みスポット。キリスト像、ポン・ジ・アスーカル、美しい海岸線に大西洋を見渡し、鳥の声に耳を澄ませば、心も身体も澄み渡る。

男子ロードレースでトップ争いをしていた3人のうち2人が山下りの道中転倒、女子選手も1人転倒で入院してしまったが、ビスタシネーザから市内に戻る坂の勾配は本当にきつく、かなり長い。よって、ロードレーサーでもない限りは、車でゆっくり行くのが最も確実と思う(次ページへつづく)。

(文・写真下/井上睦子、写真上/Renato Sette Camera/EOM/RIotur)