10月18日から訪日するブラジルのミシェウ・テメル大統領とは
2016年 10月 16日10月18日(火)~20日(木)の3日間の日程でブラジルのミシェウ・テメル大統領が訪日する。8月末の正式就任から1カ月半になる新大統領は、深刻な景気低迷や、前政権の中枢を巻き込む汚職事件への対応など、多く難問を抱えている。
このテメル大統領とは、どんな人物なのか。
ブラジル大統領府によると、テメル大統領は1940年、サンパウロ州チエテ市で、レバノン移民の家族の末っ子として生まれた。サンパウロ大学法学部を卒業、同大学で修士号を取得した後、サンパウロ・カトリック大学で法学博士を取得した。自身もカトリック教徒。法律書の著作もある(次ページへつづく)。
(文/小島寛明、写真/Beto Barata/PR)
写真は10月15日、インド、ゴア。南アフリカのズマ大統領、中国の習近平国家主席、インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領とともに第8回BRICS首脳会議に出席したミシェウ・テメル大統領(一番右)