週末の楽しみ、シュハスコが地球温暖化に影響!?
2016年 11月 23日(全国農畜産業連盟(CNA)のコーディネーターを務めるネウソン・アナニアス・フィーリョ氏は、きちんと牧草地を管理して牧畜を運営すれば、温室効果ガスの90%は抑えることができるはずだという。
「我々ブラジルが輩出している温室効果ガスは世界中の4%以下です。環境保護に取り組み、荒れ果てた土地を再び農牧畜業などで使えるようにしていく取り組みが、環境に負担を与えているとは思いません。行政のサポートを得て、荒れ果てた放牧地をよみがえらせる必要があります。生産業を増やして温室効果ガスを減らし、我々の週末の食事であるシュハスコを盛り上げていきたいですね」(ネウソン・アナニアス・フィーリョ氏)
このセクターを牽引するため財務省は「プラーノ・サフラ(収穫計画)」を通じてブラジル農牧研究公社(Embrapa)の技術担当者たちによる持続可能な生産を進めている。
「政府がこのセクターの技術すべてを改善するための予算を用意することは無理です。実現可能ですでに計画が提案されている分野に対して予算を使っているところです」(財務省・アロイージオ・ロペス・ペレイラ・ジ・メロ環境及び気候変動統括官)
(記事提供/Agência Brasil、写真/Kiaura)