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日本のホテルやレストラン関係者がブラジル流朝食”カフェ・ダ・マニャン”を体験

ブラジル 朝食 平田マリ

「今日は、イーストを使っていない天然酵母のパンと、トウモロコシ粉を使ったパンの2種類のパンを焼きました。天然酵母パンはブラジルが発祥ではありませんが、現在のブラジルでは健康食がトレンドで、特に朝食では健康的なメニューが好まれています」(平田マリ)

ヨーロッパ人が入植する以前から先住民が食していたマンジョッカ芋(キャッサバ芋)からつくられるでんぷんを使ったメニューも、ブラジルの朝食の風景には欠かせない。

ボーロ・ジ・マンジョッカ ブラジル 朝食

ブッフェ形式のホテルの朝食ではボーロが並ぶことが多く、そのボーロにはチョコレート味、パッションフルーツやパイナップルなどのフルーツ味など種類はさまざまあれど、定番といえばボーロ・ジ・マンジョッカ(マンジョッカ・ケーキ)だ。

「ポンデケイジョや、ボーロ・ジ・マンジョッカ、タピオキーニャ(タピオカ粉をクレープ状に焼いて、お好みの具を挟んで食べる軽食)は、タピオカ粉など、マンジョッカ芋のでんぷんを使って作られています。どれもブラジルでは伝統的に食べられている料理ですが、小麦粉を使わないことから、近年はグルテンフリー食として新たな価値が与えられています」(平田マリさん)

ブラジル 朝食 タピオカ

タピオキーニャ(タピオカともいう)は焼きたてを食べるため、平田マリさんがその場で焼いて振舞った。ブラジルの朝食ではチーズやスクランブルエッグをはさんだり、バターやジャムを塗って食べることが多い。この日は、ココナッツ、チーズ、リングイッサ(燻製していないブラジル流の腸詰肉)が用意された。

ポンデケイジョ

日本でもおなじみのチーズパン、ポンデケイジョは、本場のミナスジェライス州から輸入されている有名ブランド「フォルノ・ジ・ミナス」が並んだ。これも、もちろんグルテンフリー。塩分控えめの味と、外側はカリッとして内側はモチっとした食感が好評だった。

「ポンデケイジョもタピオキーニャも、キャッサバ芋のデンプンを使ったものは、もちもちした食感が特徴。日本でも好まれる食感だと思います」(平田マリさん)

そして、豊富な乳製品と果物を使ったアイテムも、ブラジルの朝食のテーブルではおなじみだ。

(次ページへつづく)

(写真・文/麻生雅人)

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