日本のスポーツスタジアム環境を変えるお手本になる!? ブラジルのスタジアム最新事情

2017年 11月 26日
バイーア フォンチノーヴァ

「ブラジルサッカー」と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべるだろうか。世界最強国、という印象を抱く方は多いかもしれないが、先進的なテクノロジーを駆使した環境、というイメージを抱く方は少ないのでは?

従来のブラジルのスタジアムと言えば、「古き良き伝統、趣あるスタジアム」というのが定番のイメージだったのではないかと思う。古き良き…などというと聞こえは良いが、大型スクリーンがなくてリプレイは見れないし、時間経過なども自分の腕時計で確認しないといけないというスタジアムがほとんどだった。

さらに残念な事には、ブラジルの聖地でもあるマラカナンを筆頭に、老朽化したスタジアムを長年使ってきたために、大観衆のサポーターを支えきれず崩壊、死者を出す事故も起きていた。そのため「サッカーは好きでも、死にたくはない」と、危険なスタジアム観戦から離れていくブラジル国民も少なくなかった。

しかしそんなブラジルサッカーにも、2014年のワールドカップ・ブラジル大会や2016年のリオでジャネイロ・オリンピックの開催を契機にさまざまな変化が起きている。

今回はそんな、W杯と五輪に合わせて建設されたブラジルの近代的スタジアムを紹介したい。建設費をかけなくても実現可能な、日本のスタジアムにも活かせそうな例もある。

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(文/平安山良太、写真/Carol Garcia/GOVBA)
写真はバイーア州のアレーナ・フォンチノーヴァ

著者紹介

平安山 良太 Henzan Ryota

平安山 良太 Henzan Ryota
サッカー指導者、強化担当、ライター、通訳、留学事業など。

沖縄県出身。日本で中京大学や名古屋グランパスU12でのアシスタントコーチなど、幼稚園~大学生まで幅広く指導者として関わった後、 更なる成長を志し海外へ。
ブラジル一部リーグのアトレチコ・ パラナエンセ→SCコリンチャンス→Avai FC→ECバイーアの下部組織にてアシスタントコーチを歴任。 アルゼンチンのリーベルプレートやメッシを育てたニューウェルス、ペルーのアリアンサ・ リマで研修生の経験も。
2018年に日本に帰国し、ファジアーノ岡山にて強化担当兼通訳。
2024年にFC琉球 強化担当→2025年FC琉球 アカデミーにてコーチ。
2026年現在は沖縄SVのアカデミーにてコーチを務める。
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