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国債格下げにも関わらず、ブラジル株式市場は8連騰、最高値更新

フィッチ 

現地時間23日13時頃、債券格付機関のフィッチがブラジル国債を格下げしたとのニュースが流れた。直後の数分間、Ibovespaは下落したものの、すぐに上昇に転じ、結局は史上最高値で引けた。

ブラジルは世界同時株安後、いち早く相場の地合いが回復し、終値ベースで23日で8連騰となった。これで4日連続、史上最高値を更新したことになる。

23日の終値は結局前日比+0.7%の87,293ポイントで、年初からの上昇率は14.25%となった。

外国為替市場ではドル安が進行し、23日は前日比△0.21%の1ドル3.2402レアルで取引を終えた。

23日、フィッチはブラジル国債の格付を「BB」から「BB-」に引き下げた。一方で見通しについては、財政赤字の継続と政局の不安定さを引き合いに出しつつも「ネガティブ」から「安定的」に変更した。

格下げの理由としては、テメル政権が社会保障制度改革法案の採決延期を示唆したことが影響しているとみられる。

格下げに対する現地投資関係者の受け止め方はおおむね冷静だ。現地格付機関オースティン・レーティングの主席エコノミスト、アレックス・アゴスチーニ氏によると、今回の格付引下げはすでに織り込まれており、短期的には市場に影響はないという。

同氏は世界的な好景気とカネ余りの中、外国人投資家は新興国株式などのリスク資産への投資を継続するとみている。

(文/原田 侑、写真/Divulgação)

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