2018年、ブラジルの最新クラフトビール事情
2018年 03月 18日中でも州都クリチーバ州とその周辺地域が26社、カンポス・ジェライス地区が11社と集中度が高い。また、それら製造業者のうち27%が7年以上前から製造を行っているとのことだ。
製造されているビールの種類別順位は、IPA73.8%、ピルゼン64.6%、ヴァイツェン58.5%、APA44.6%、 ヴィット (白)ビール32.3%、という順位となっている
製造形態については、58%の製造業者が自社工場で自社ブランド品のみを製造、34%は他社に製造委託していることが分かった。
生産能力面では、調査対象の製造業者のうち40%は1か月に1万リットルまで、38%は月1万リットル以上5万リットルまで製造可能と回答した。なお、約半分の業者は出荷の単位にバレルを使っている。
生産に携わる事業者の教育水準については、54%が大学など高等教育を、9%は高校レベルの中等教育を受けているという。
また、マーケティングについては製造業者の大部分がFACEBOOKを広報に使用しているとのことだ。
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(文/原田 侑、図版/Reprodução)
図版はパラナ州のクラフトビール小規模生産者マップ