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「文化や国籍の壁を超えて、多様な働き方や価値観に触れることができる場所」を美濃加茂市に作るクラウドファンディングプロジェクトが始動

美濃加茂市 ブラジル

美濃加茂市では、当時2200人近くの雇用を生んでいたソニーの工場が2012年に閉鎖したことで多くの外国人失業者が生まれたそうだ。同工場の非正規雇用者の割合は8割で、うち半数が外国人であったこという。雇用を失った人々は職を求めて市街に流出して、美濃加茂で暮らす外国人も激減した。

この地で生まれ育った外国人の中には結婚して幼い子どもをもつ人々も多く暮らしていたが、工場閉鎖の際には、幼い子を連れて慣れ親しんだ土地から出て行かざるをえなかった人々もいたとのこと。

同社は、美濃加茂に工場出の以外に仕事選択肢がほとんどなく、仕事の選択肢に多様性がないこともこうした問題が生じる要因のひとつだと指摘する。

「閉じたコミュニティの内部で、工場以外の選択肢があることを知らずに育つ子どももいるそうです」(IDENTITY)

ただでさえ言語や文化の違いなど様々な課題を抱えていることが多い在留外国人が、文化や国籍の壁を超えて多様な働き方や価値観に触れることができる場所が、美濃加茂市に必要とされていると同社はいう。

(次ページへつづく)

(文/麻生雅人、画像提供/IDENTITY)

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