【コラム】CCBCジャズフェスト 投票結果

2018年 08月 22日

米田真希子

多くの皆様にご支援頂いたCCBCジャズフェストの投票では、3500以上を投じて頂き、3位から4位に浮上しまたが、残念ながら、決勝には進むことはできませんでした。

それでも毎日1票1票入れて頂き、SNSでもシェアをして頂き、応援の言葉をかけて頂き、どれだけ励まされ、どれだけ心強かったことか。本当にありがとうございました。

決勝で演奏したかったです。しかし私自身はこれが今のブラジルでの実力だと受止め、また一から楽しく音楽と共にブラジルで頑張ってまいります。

投票の結果を記しておきます。現在のブラジルのインストゥルメンタル音楽の若い才能がずらりと並んでいます。

ピアニストのフラーヴィオ・イアヌッツィが率いるトリオ、パラナ州のバンドリン奏者ダニエウ・ミリアバッカのクアルテートをはじめ、皆様、改めて、心からお礼申し上げます。どのグループも素晴らしいグループです。健闘を讃えたいと思います。

一般投票獲得数

1) FLÁVIO IANNUZZI TRIO – 13441 Votos

2) ZECA VIEIRA QUARTETO – 11900 Votos

3) TRIO DA TICA – 4943 Votos

4) MAKIKO YONEDA TRIO – 3508 Votos

5) TRINCA BRASIL – 3014 Votos

6) DNEY BITENCOURT – 2136 Votos

決勝進出バンド

1) FLÁVIO IANNUZZI TRIO – 13441 Votos

2) DANIEL MIGLIAVACCA QUARTETO CONVIDA BEBÊ KRAMER – 900 votos

3) JOSIEL KONRAD QUARTETO – 620 VOTOS

4) TRIO DA TICA – 4.943 VOTOS

5) TRINCA BRASIL – 3.014 VOTOS

(文・写真提供/米田真希子)

著者紹介

米田真希子 Makiko Yoneda

米田真希子 Makiko Yoneda
4歳よりピアノを始め、数々のクラシック大会で入賞。

一時音楽とは離れ、国際公務員になるべく、筑波大学、名古屋大学院で国際関係を學び、インドを中心にアジア各国を単身で訪れる。某外資系企業にて働くと同時にサンバダンサーとして活躍。 退社後、単身ニューヨーク、キューバ、ブラジルへと渡る。

キューバでは国立舞踊団に入団、コンテンポラーニャダンス及びパーカッションを學ぶ。サンパウロではサンバ学校に参加。その実力を認められソロダンサーとして抜擢され、各テレビメディアに出演、カーニバル出場。 その後日本へ一時帰国するが、アルセウ・バレンサとの出会いを機にレシフェに1年半滞在し、ブラジル音楽を独学で學ぶ。

2006年日本帰国。横浜モーションブルーでの定期的なライブ活動、NHKなどの各種イベント、都内一流ホテルでの演奏、プロデューサーとして活躍。

2011年。更なる音楽的向上を目指し単身渡伯。現在までに参加したプロジェクトは50以上。2015年ブラジルで行われた歴史あるショーロのコンクールでは全国5位(ピアニストではトップ)に入賞。ピアニストとして参加しているQuinteto do Zéの初アルバム「Sem Massagem」は2016年ブラジルで発売されたインストアルバムベスト10に選ばれ、サンパウロ政府の後援を受けリリース、ツアーも遂行。

2017年初のリーダーアルバム「Brasileirismφ」を発表。完成直前に詐欺にあうハプニングもあったがクラウドファンディング立ち上げ、成功。音楽評論家カルロス・カラードが選ぶ「2017年ベストCD50選」の1枚に選ばれる等、現地からも評価を得る。

音楽的活動が注目されるミュージシャンを集めたプロジェクトGIG NOVAの一人に抜擢。サンパウロ商工会議所での演奏も大成功に終了。

2018年4月にはブラジルでの登竜門とも言われる「セスキ インスツルメント」にて念願のCD発売記念ライブを実現。オリジナル性溢れる彼女の音楽世界の構築が期待されている。
コラムの記事一覧へ