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2019年 03月 10日 02:43

FOODEX2019でも注目を集めたカシャッサ。サトウキビから造られるブラジル原産の蒸留酒(スピリッツ)です。中でも酒造家の手で丁寧に造られるクラフト・カシャッサ(カシャッサ・アルテザウ)は、木の樽で熟成させるものも多くあります。
この際、ウイスキーなど他のお酒でもおなじみのオークの木だけでなく、ブラジルの自然が生んだ多様な木を樽に使うことで、実にさまざまな味や色、アロマを楽しむことができるのが、カシャッサの大きな特徴のひとつです。

また、そもそも原料となるサトウキビ自体が産地の土壌や気候などによって味が異なるため、 クラフト・カシャッサ(カシャッサ・アルテザウ)は熟成する以前から産地(蒸留所)によっても味や香りが異なります。
そんな多彩な個性を持つクラフト・カシャッサは、スパイシーなものからフルーティなものまで、それぞれの味やアロマの違いによって、料理とのペアリングを楽しむことができます。
4月20日(土)、 「キ・ボン」新虎通りCORE店 で、ピッカーニャやコラサォンんどシュハスコの種類や各部位と、各種カシャッサのペアリングを楽しむ会が開催されます。

料理とカシャッサを楽しんでいただきながら、カシャッサの普及団体「カシャッサ・カウンシル・ジャパン」や、日本ブラジル中央協会の「ブラジル特報」編集人が、そもそもカシャッサとは何か、カシャッサの歴史、地域ごとのカシャッサの違い、などを紹介します。
料理のあとには、アマゾンフルーツを使ったカイピリーニャ作りのワークショップも行われます。
「第三回 カシャッサを楽しむ会 ~シュラスコとブラジル各地の銘酒ペアリング」
日時/4月20日(土)12:00 ~14:30 (開場:11:30)
会場/シュラスカリア Que Bom (新橋)新虎通り店
定員/45名
申し込みは 「第三回 カシャッサを楽しむ会 ~シュラスコとブラジル各地の銘酒ペアリング」申し込みフォームより。
(写真・文/麻生雅人)
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